メルセデスF1のルイス・ハミルトン、セットアップの悪化に「チームと厳しい議論が必要」 / F1モナコGP 予選
ルイス・ハミルトンは、メルセデスはF1モナコGPの予選でやるべきことができていないと感じており、チームと“厳しい議論”が必要になるだろうと語った。

ルイス・ハミルトンは、F1モナコGPの予選を7番手で終了。チームメイトのバルテリ・ボッタスは3番グリッドを獲得しており、今週末のモンテカルロではマシンが仕上がっていないことは明らかだ。

ルイス・ハミルトンにとって最大の問題は、予選でタイヤのスイッチを入れることができないことだったが、チームはもっと良い仕事ができたはずだと感じていると語る。

「今夜、もしくは週末の後に、エンジニアと厳しい話し合いが行われるだろう」とルイス・ハミルトンは語った。

「やるべきことができていない。でも、僕たちはそこから学び、次のレースでは一丸となってもっと強くなるだろう」

チームがやるべきことについて説明を求められたルイス・ハミルトンは「いや、それは言えない。僕の観点では少しフラストレーションを感じているけど、そうしようもない」とコメント。

「それについてあまり多くを語ることはできない。それに私はチームを批判したくはない。でも、舞台裏でそうするつもりだ。僕たちはもっと一生懸命働かなければならない」

ルイス・ハミルトンは、チームが行ったセットアップ変更が間違った方向に進んだことで、木曜日の励みになるプラクティスの状態を構築できなかったと語る。

「FP3は最悪だったので、FP3の後にマシンに多くの変更を加えた」とルイス・ハミルトンは語った。

「それは僕たちが過去数日間に行った仕事から来ている。それは完全に間違った方向であり、完全に空振りだった」

「その後、一歩後退してマシンを別の場所に持っていこうといくつかの変更を加えたけど、これまで以上に悪化した。木曜日から本当に道に迷っていたと思う」

メルセデスのF1マシンは、ライバルのフェラーリやレッドブルほど素早くタイヤに熱を入れることができない“冷え性”として知られている。

「(タイヤのウォームアップで間違いなく苦労している。明らかに低エネルギーのサーキットなので、ここでそれは悪化していると思う」とルイス・ハミルトンは語る。

「実際、高速区間はないし、今日ははるかに涼しかった。そのため、1日やそこらで悪化していった」

「バルテリがどのようにタイヤを機能させることができているのかよく分からない。最後のラップでグリップが垣間見えたけど、本当に短命だったので、分析しなければならないことはたくさんある」

「もちろん、ここは7番手からスタートするには最適な場所ではないけど、明日はダメージリミテーションを目指してベストを尽くす必要がある。どうにかして前進する方法があるかどうか試してみる」

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