「2021年はハミルトンがフェラーリに移籍するタイミングではない」
元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、ルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍するには2021年は適切なタイミングではないと考えている。

2020年末でメルセデスとの契約が期限を迎えるルイス・ハミルトンは、フェラーリのジョン・エルカン会長と面談した事実を認めており、2021年のフェラーリ移籍の噂が熱を帯びている。

しかし、80年代と90年代にフェラーリのドライバーを務めたゲルハルト・ベルガーは、ルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍したのであれば、ミハエル・シューマッハのF1記録を破ったあとにすることを勧めたいと語る。

「ルイスに関しては、キャリアでフェラーリで走りキャンスを得られるならば、どのドライバーよりもお勧めしたい。素晴らしい経験だ」とゲルハルト・ベルガーはコメント。

「私はフェラーリを愛し、イタリアのメンタリティ、ブランドを愛しているので、非常に影響を受けた。ルイスもそうだろうと思う。ほとんどのドライバーがそれが愛しているが、適切なタイミングである必要がある」

「彼はフェラーリに行くべきだと思うが、すべての記録を破った後だ」とバーガーは付け加えた。「彼の周りには驚異的なチームを持っているし、その前にやらなければならないことがたくさんあるだろう」

「勝利チームを離れることはできないし、おそらく今はそれをするのにふさわしい瞬間ではないだろう」

フェラーリはルイス・ハミルトンへの関心を否定していないが、F1チーム代表のマッティア・ビノットは推測の持ち上がりを落ち着かせようとしている。

「正直なところ、私はこの議論には参加したくない」とマッティア・ビノットは Auto Hebdo に語った。

「メディアはルイスのストーリーをプッシュしすぎている。すでに述べたように、完全に時期尚早であり、適切なタイミングでオプションを調べ、チームとして何が最適に機能するかを見極めていく」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ