ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンは、チャンピオンとしてシーズンをスタートするにあたり、これまで以上に打ち込んでいると語る。

昨年、F1の最年少チャンピオンとなったルイス・ハミルトンは、来月のオーストラリアでタイトルの防衛をスタートする。

ハミルトンは、チャンピオンシップを獲得したことをまだ実感できていないことを認めるが、もう一度タイトルを掴みとるために、これまでよりも懸命に働いていると主張する。

「ブラジルでワールドチャンピオンシップに勝ったのが、今はずいぶん昔のことのように思うよ。F1ではレーストラックにいないときでさえ、物事がとても速く動くからね」

「正直なところ、自分がまだワールドチャンピオンだとはあまり考えていない。開幕戦でメルボルンに着いたとき、やっと実感するだろうね。だから、特別なプレッシャーはないよ」

「チャンピオンになったことで肩の荷がおりたことは間違いない。でも、あまり細かくは考えていない。フィットネスを改善し、チームと作業し、マシンをテストして、2009年に集中することに全ての時間を費やしている。これまで以上に打ち込んでいるよ」

これまでマクラーレンのチーム代表を務めていたロン・デニスがシーズン前に退任し、後任としてマーティン・ウィットマーシュがレースの舵をとるが、ハミルトンはチームには大きな変化はなく、むしろチームにとって良い変化になると感じている。

「ロンとマーティンをよく知っている。チームトップの交代は、僕たちに利益だけをもたらすと確信している」

「ロンは退任することでグループ全体の運営に集中できるようになるし、マーティンもF1チームに完全に専念できるようになるだろう。でも、あまり大きな変化だとは思わない。結局、変えなければいけないことはそんなにないんだ」

「一旦僕たちがオーストラリアにつけば、多くの人々がマーティンを見ることはわかっているけど、彼は偉大な男だ。本当にプロフェッショナルだし、良く笑い、献身的だ。彼が素晴らしい仕事をすることはわかっているよ」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / マクラーレンF1チーム