ハースF1チーム 「マグヌッセンのスタートタイヤは間違いだった」
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ハースF1チームはサイコロを振った。ハードコンパウンドタイヤでスタートした唯一のチームだった。しかし、マグヌッセンはスタートで最後尾に落ちてしまい、ポイント圏内に入るチャンスはなくなってしまった。ヒュルケンベルグは、ラインオフでオコンと接触し、フロントウイングを破損してしまった。その結果、パフォーマンスとラップタイムが低下してしまい、順位を下げてしまった。
ギュンター・シュタイナー(チームプリンシパル)
我々が予想していた結果ではなかった。ニコはフロントウイングのエンドプレートを失い、ケビンはスタートでタイヤを間違えてしまった。レースペースは予想以上によかったと思う。それがここから得られるものだ。このクルマには良いポテンシャルがある。予選ではトップ10に入り、すべてがうまくいけばトップ8に入ることもできたかもしれない。レースでは、我々の思うようにはいかなかったが、多くのことを学ぶことができた。今やレースペースは他と同じくらいだとわかっている。ジェッダには十分な準備をして臨み、そこで何ができるかを見てみたい」
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ケビン・マグヌッセン(13位)
「自分たちのレースペースには、とても驚かされた。17番手からスタートしたけど、それでもいくつかポジションを上げることができたし、ペースもまずまずだったように思う。テストや金曜日はタイヤの摩耗でかなり苦労していたが、レースでは一歩前進したように思えたので、これはポジティブなことだ。夢見ていたような週末ではなかったけど、多くのことを学ぶことができた」
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ニコ・ヒュルケンベルグ(15位)
「特に前半はトリッキーなレースだった。1周目に誰かと接触したんだけど、それに気づかなかったからちょっとフラストレーションが溜まった。フロントウイングがかなり減っていて、そのせいで荷重とグリップを失っていた。その結果、レース前半は非常に厳しい状況になった。何とか持ちこたえようとしたが、まるでバターを切るナイフのようにタイヤを消耗してしまったので、このままでは意味がないと判断し、ピットインして新しいフロントウイングを交換した。でも、レースディスタンスを走り、たくさんの良い情報を得ることができたので、これは間違いなく収穫だ」
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