F1 ハースF1チーム スペインGP
ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、F1スペインGPでVF-19に多数のアップグレードが投入されると主張する。

ハースF1チームは、2019年シーズンのここまでで予選では力強いパフォーマンスを発揮しているものの、決勝でのレースペースに苦しんでいる。ロマン・グロージャンは、まだポイントを獲得できていない4名のドライバーのひとりとなっており、ハースF1チームはコンストラクターズ選手権で8位に沈んでいる。

チームは、その原因はピレリの2019年F1タイヤのウインドウの狭さによるものだと批判しているが、逆にピレリは、問題はハース側にあり、シャシーを修正する必要があると反論していた。

F1スペインGPの会場となるカタルニア・サーキットで行われたプレシーズンテストでハースF1チームは好パフォーマンスを発揮しており、気温が高い5月のレースではタイヤを作動ウインドウに維持することができることを期待している。

ギュンター・シュタイナーは、F1スペインGPでVF-19に“大幅”なアップグレードを投入することを明らかにした。

「予選でうまくやれることはわかっている。プレシーズンテストでのバルセロナは我々にとって非常に良いトラックだった。我々は非常に競争力がありそうだったが、レース週末でそれを示す必要がある」とギュンター・シュタイナーはコメント。

「タイヤを機能させることがさえできればどれだけ我々が優れているかを全員に示したいと思っている」

「我々はシーズン最初のアップグレードを投入する。フロントウイング、フロア、そして、ミラーのような小さなパーツなど、クルマの多くのパーツが変更される。かなり重要なアップグレードだ」

ギュンター・シュタイナーは、開幕戦での問題によってハースF1チームが自信を失っていたが、F1スペインGPで本来の状態を取り戻せると楽観的に捉えていると語る。

「序盤の長距離移動のレースの後、バルセロナは状況を立て直すには良いタイミングとなる」とギュンター・シュタイナーは語る。

「ヨーロッパに戻ってアップグレードを投入するレースとなるが、プレシーズンテストで走っているのでバルセロナではもっと目を向けるべきことがある」

「全てがプレシーズンテストと同じように機能することを期待している。過去3戦のレース週末で我々が少し自信を失ったのは確かだが、完全に失ったわけではない」

「予測については慎重だが、我々は慎重に楽観視している」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム