ハースF1小松礼雄 中国GPスプリントに懸念「巨大な挑戦になる」
2026年F1シーズン開幕を前に、フォーミュラ1の最高責任者ステファノ・ドメニカリが「パニックになるな」と呼びかける一方で、TGRハースF1チームの小松礼雄は第2戦中国GPがスプリント形式で開催されることに強い懸念を示した。

開幕戦メルボルンのわずか1週間後に行われる中国GPはスプリントウイークエンド。フリー走行はわずか1時間のみという厳しいスケジュールとなる。

「それは巨大な挑戦になる。上海は正直、楽しみにしているとは言えない」と小松礼雄は語った。

「1時間のプラクティスで準備して、そのままスプリント予選に入る。それは本当に大きな挑戦になる」

小松礼雄は状況が全チーム共通であることも認めた。

「それは全員にとって同じだ。しかし段階的に進めるしかない。我々はまずまずの準備をしてきたし、多くを学んできた。だが今はすべてを圧縮し、手順や精度をさらに磨き上げ、通常のレースウイークエンドに備えなければならない」

「メルボルンで通常のレースウイークエンドを1回こなし、願わくばドライで走れればいい。その後に上海へ向かう。スプリントウイークエンドであり、学習曲線は非常に急になる。しかしそれは皆にとって同じだ」

ハースF1チーム

同じくTGRハースF1チームのオリバー・ベアマンも不安を口にした。

「シーズン開幕に向けて、それが皆の恐れだと思う」とオリバー・ベアマンは語った。

「これほど大規模なレギュレーション変更の直後、ラウンド2がスプリントウイークエンドというのは少し楽観的すぎるかもしれない。でも、どうなるか見てみよう」

「より重要なのは、オーストラリアの最初の段階から確実に準備を整えておくことだ。そこで得た学びをすぐに活かせるようにする必要がある。特にシミュレーターは重要になる。中国では最初から的確に対応しなければならない。さもなければスプリント予選でのギャップは非常に大きくなるだろう」

ドメニカリは、メルボルン前にレギュレーション変更が必要になる可能性を認めつつも、「パニックになるな」と繰り返し強調している。また、スプリント形式を積極的に推進する立場から、フリー走行は「無駄な時間」であり不要だと主張してきた。

しかし、開幕直後のスプリント開催に対する現場の不安が広がる中、今後方針転換があるのかどうかが注目される。

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム