ロマン・グロージャン、バーレーンのパドックに感動的な帰還 / ハースF1 
ハースF1のロマン・グロージャンは、恐ろしいクラッシュからの奇跡的な脱出から4日後にバーレーン・インターナショナル・サーキットのパドックに戻ってきた。

ロマン・グロージャンは、F1バーレーンGPのオープニングラップでターン3のバリアに高速で突っ込み、マシンはバリアを突き破って2つに分断され、グロージャンが乗ったフロントエンドは炎上。

ロマン・グロージャンは奇跡的にマシンから脱出。バーレーンの病院で両手に負った火傷の治療を受けた後、3日間の入院を経て水曜日の朝に退院した。

今週もバーレーン・インターナショナル・サーキットではF1サヒールGPとしてレースが開催されるが、10月にハースF1を去ることが決定しているロマン・グロージャンは欠場し、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが代役を務める。

木曜日、ロマン・グロージャンは、手に包帯を巻いたままパドックに戻り、チームのとの時間を過ごし、事故現場に最初に到着して救出にあたったFIA医師のイアン・ロバーツやメディアルカーのドライバーであるアラン・ファンデル・メルウェらと再会した。

左足首を捻挫したことで脚を引きずって歩くロマン・グロージャンには、バーレーン入りした妻のマリオンが付き添った。

木曜日にロマン・グロージャンと時間を過ごしたチームメイトのケビン・マグヌッセンは、最終戦でグロージャンがレースに復帰することを熱望していると述べた。

「すべてのことを考慮すれば、彼が無事で本当に良かった。彼が経験したことを考えれば、彼の精神力は信じられないくらいだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

「すべてが恐ろしい経験だった。もちろん、彼は比較的無傷で生き残ったのでハッピーエンドだった。信じられないくらいのね」

「本当に目が覚めたよ。特に、とてもよく知っていて、気にかけている人だからね。チームメイトとして4年間、ロマンとは非常に緊密に協力してきたからね」

「彼は全部のことに対して非常にポジティブで反省的であり、それについてかなり強いように思う」

「日曜日のレースの直後、文字通り彼があのシーンから脱出した数時間後に彼に会いに行った、そして、すでに彼は車に戻りたいと話していた。彼に脱帽だ」



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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / F1バーレーンGP / ハースF1チーム