ジョージ・ラッセル メルセデスF1の失速に困惑「何か辻褄が合っていない」

マシンの感触自体は悪くなかったにもかかわらず、タイムが伸びなかった理由について「少し奇妙だ」と語り、原因究明の必要性を強調した。
またラッセルは、前戦オーストリアGPではパワーユニットやエネルギーマネジメント面で苦戦していたフェラーリが、シルバーストンでは一転して最速争いを演じたことにも驚きを隠さなかった。「何か辻褄が合っていない」と率直な見解を示し、決勝グリッドを決める土曜日の予選へ向けて改善を目指す考えを語っている。
スプリント予選でも見えたペース不足
シルバーストンで行われた唯一のフリー走行では、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリから約0.4秒遅れとなったラッセル。そのセッションではルイス・ハミルトンが最速タイムを記録し、フェラーリ勢が好調な滑り出しを見せていた。
スプリント予選でもその流れは変わらず、ハミルトンがポールポジションを獲得。アントネッリが2番手、マックス・フェルスタッペンが3番手、シャルル・ルクレールが4番手に続き、ラッセルは5番手にとどまった。タイム差は再びハミルトンから約0.4秒だった。
ラッセルは予選後、今季を象徴するような展開だったと振り返った。
「正直に言えば、今年ずっとこんな感じなんだ。いつも後手に回っている」
「普段はQ3で一段階パフォーマンスを上げられることが多いけど、今日はそうならなかった。3番手までは本当に僅差だったけど、それでもルイスやキミにはかなり離されていた。その理由を理解しないといけない。少し奇妙だ」

マシンの感触は悪くない
一方で、マシン自体のフィーリングは決して悪くなかったという。
「正直、クルマの感触はかなり良かった。そこまで悪くはなかったよ」
「このサーキットではもっと扱いづらくなると思っていたけど、実際にはかなり乗りやすかった。高速コーナーでも速さは感じていた。でも、さっきも言ったように、相対的なラップタイムが足りていない。もっと重要な土曜日に向けて、その理由を理解する必要がある」
フェラーリの速さに「何か辻褄が合っていない」
ラッセルはさらに、前戦オーストリアで苦戦していたフェラーリがシルバーストンでは一転して最速争いを繰り広げていることにも驚きを示した。
「彼らはパワーユニットとエネルギーマネジメントで苦しんでいたはずなのに、ここでは現時点で一番速そうに見える。本当に驚いている」
「フェラーリのシャシーが優れていることは以前から分かっていた。でも、何か辻褄が合っていないように感じる」
「もし予想するとしたら、先週はフェラーリが速くて、今週は僕たちが速いと思っていた。もちろんキミは素晴らしい仕事をしたけど、それでも今日は一日を通してフェラーリのほうが優勢だった」
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