ジョージ・ラッセルのポール確定 黄旗審議でFIAはシングルイエローと判断
ジョージ・ラッセルが2026年F1オーストリアGP予選で獲得したポールポジションは、セッション終了後に黄旗違反の審議対象となったものの、FIAが問題なしと判断したことで正式に確定した。

最終アタックでは、マックス・フェルスタッペンが最終セクターでマシンのリアを失ってクラッシュ。グラベルを横切ってバリアに接触したことで、後続車は黄旗区間を通過することになった。

アントネッリはアタック中止 ラッセルは走行継続
フェルスタッペンの直後を走っていたキミ・アントネッリは、事故現場でダブルイエローが提示されたと判断し、最終アタックを中止した。そのため、Q3序盤に記録したタイムで4番手となった。

一方、そのさらに後方を走っていたラッセルもイエローフラッグを確認して大きくアクセルを戻したが、十分なタイムマージンを生かしてラップを続行。1分06秒113を記録し、シャルル・ルクレールを約0.2秒上回ってトップに立った。

しかし、黄旗区間を通過したことから「Yellow Flag Infringement(黄旗違反)」としてレースコントロールが事象を記録し、セッション後に審議対象となった。

FIA「シングルイエローだった」と結論
ラッセルはセッション後、「イエローは見えた。大きくリフトした。その時点では0.5秒リードしていて、事故現場を通過した後は0.25秒リードになっていたので問題ないと思った。本当に特別なラップだった」と振り返った。

メルセデス代表のトト・ヴォルフも、「ジョージは約100メートルにわたってリフトし、約0.15秒タイムを失った。それでもポールラップだった」と十分に減速していたことを強調した。

その一方でヴォルフは、アントネッリについて「彼はダブルイエローだと思った」と明かし、2人の認識が異なっていたことも説明した。

FIAは走行データや映像を確認した結果、ラッセルが事故現場を通過した時点ではダブルイエローではなくシングルイエローが提示されていたと判断。「No Further Investigation(これ以上の調査は行わない)」と裁定し、ラッセルのタイムを正式に有効とした。

これにより、ラッセルは黄旗違反の審議をクリアしてポールポジションを獲得。フェルスタッペンのクラッシュによって混乱したQ3は、黄旗運用の判断も含めて大きな注目を集める結末となった。

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1オーストリアGP