ジョージ・ラッセル F1カナダGPスプリント予選「自分を疑ったことは一度もない」
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選でポールポジションを獲得した。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを0.068秒上回り、メルセデスがフロントロウを独占した。

今季開幕戦オーストラリアGPを制したラッセルは、その後アントネッリの勢いに押される場面もあったが、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで再び速さを示した。昨年、自身初優勝を飾ったサーキットで復調を印象づける内容となった。

マイアミからの巻き返し
マイアミGPでは苦戦を強いられたラッセルだが、カナダではFP1から好調を維持。スプリント予選では安定した速さを見せ、最後はアントネッリとの接戦を制してトップに立った。

ラッセルは「マイアミの後だったので、もちろんすごくいい気分だ。でも、自分を疑ったことは一度もなかった。自分に何ができるかは分かっていたからね」とコメント。「マイアミはかなり特殊な週末だった。このサーキットは本当に素晴らしい。グリップが高くて、本物のF1マシンを運転している感覚がある」と語った。

メルセデスF1のアップグレードが機能
メルセデスは今回、当初は後半戦投入予定だったアップグレードパッケージを前倒しで投入した。マクラーレンとフェラーリがマイアミで投入したアップデートへの対抗策という側面もあり、改良型フロントウイングやフロア変更によって空力効率とブレーキング時の安定性向上を狙っている。

スプリント予選ではメルセデス勢が2番手以下に約コンマ3秒差をつけてフロントロウを独占。新パッケージは早くも効果を発揮した形となった。

ラッセルは「間違いなくすごくいい感触だ。チームはこれを前倒しで投入するために本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と評価。「マイアミではマクラーレンがかなり近く、フェラーリもそれほど遠くなかった。このサーキットではこのパッケージが本当に機能している」と手応えを語った。

その一方で、「久々にP1へ戻れたことは嬉しい。でも、もちろん本当の焦点は明日だ」とも述べ、スプリント本戦へ視線を向けた。

依然として課題となるスタート
今季のメルセデスは予選ペースで速さを見せながらも、スタートで順位を落とす場面が続いている。ラッセルもその点を認めており、改善は進んでいるものの、まだ完全な解決には至っていないという。

「この部分については進歩している。少しずつ前進しているよ。でも、『P1とP2から完璧なスタートを決める』なんて言うつもりはない」とラッセルはコメント。

さらに、「ランド・ノリスがP3にいるし、彼らはスタートがいいからね。明日どうなるか見てみよう」と警戒感を示しつつ、「とにかく今日はいい初日だった」と締めくくった。

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1カナダGP