ジョージ・ラッセル F1オーストラリアGP決勝「フェラーリの一歩先にいる」
メルセデスのジョージ・ラッセルは、これまでのF1開幕週末で最も成功した週末を過ごし、オーストラリアで3位に入賞した。これは、2022年のバーレーンラウンド移行での自己最高成績を1つ上回る結果である。
この結果、ドラマチックな展開となったオーストラリアGPで、レースウィナーのランド・ノリス、そして現世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンとともに表彰台に上った。また、レース終盤にマクラーレンのドライバー、オスカー・ピアストリがコースアウトしたことで、地元の期待を背負うドライバーがレースから脱落したことも、27歳のラッセルには幸いした。
しかし、ウェットとドライが交互に現れる難しいコンディションの中、ラッセルとメルセデスには喜ぶべきことがたくさんあった。メルセデスとライバルのフェラーリとのペースの差はわずかだと考えられていたが、土曜日にシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンを楽々と予選で上回り、日曜日にルクレールを5位上回ったことで、ラッセルはチームが早期に優位に立ったと考えている。
「マシンのペースは、ある意味で僕たちの結果を反映していたと思う」とラッセルは語った。
「フェラーリよりは確実に一歩先を行っているように見えたけど、特にマクラーレンは僕たちより大きくリードしているように見えた。
ジョージ・ラッセルはオーストラリアで素晴らしい表彰台を確保した。レース後の記者会見で、表彰台フィニッシュの鍵となった要因について尋ねられたラッセルは、「とにかくトラブルを回避し続けたことだ」と語った。
「正直なところ、最初から、彼ら（マクラーレン）は僕たちにとってあまりにも速く、僕たちはフェラーリよりも速いことは明らかだったので、僕はある意味でノーマンズランドにいて、このレースに臨む最善の方法はただゴールすることだとかなり早い段階で決断した」
「もっとリスクを冒しても、彼らはすでに大きくリードしていたので、それ以上の成果は望めなかった」
「3位でゴールできてとても嬉しい。誰にとっても簡単なレースではなかったし、コースにとどまるだけでも大変だったけど、表彰台に立てて本当に嬉しい」
ラッセルはルーキーチームメイトのキミ・アントネッリとともにトップ4入りを果たしたが、当初はアンセーフリリースにより5秒のタイムペナルティが課せられ、5位に後退していたが、レース後にそのペナルティは取り消された。
ラッセルはアントネッリを称賛し、「16位から4位まで順位を上げるという素晴らしい走りを見せた。昨日の予選ではもっと良い結果を残せるはずだったから、今日の結果は当然だ」と語った。
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