ジョージ・ラッセル メルセデスF1で新たな章「僕の時代が来る」

ジョージ・ラッセルは、F1で7シーズン目、メルセデスドライバーとしては4シーズン目を迎える準備を進めている。これは、ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍に伴い、メルセデスにとって新たな時代の幕開けとなる。
メルセデスでチームメイトとして過ごした3年間で、ラッセルは2度、ハミルトンよりも高い選手権順位でシーズンを終えた。2024年には、19-5のチーム内予選でハミルトンに勝った初のドライバーとなった。
2025年にチームの先輩ドライバーとなり、ガレージの反対側にルーキーのキミ・アントネッリが加わる中、27歳のラッセルは自分への自身をさらに深めている。
「自分の時代が来ることは分かっている」と、ラッセルはBBCスポーツのインタビューで説明した。「そして、僕はただパフォーマンスを維持し続けるだけだ。そして、それが今年になるか来年になるかはわからないけど、いずれは訪れるだろう」

「そして、過去3年間、史上最高のドライバーと戦いながら結果を残してきたように、今後も結果を出し続ければ、戦いに加わり、そして願わくばワールドチャンピオンになることができると信じている」
7度のチャンピオンであるルイス・ハミルトンとの対戦についてさらに振り返り、ジョージ・ラッセルは次のように続けた。「結果がすべてを物語っている。そして、証明したり示したりするものは何もない。ルイスのような相手と戦って達成した結果を誇りに思う。
「2021年の終わりには、統計上も認知度においても、ルイスは歴代最高のドライバーだった。そして僕は、歴代最高のドライバーと3年間を戦い、チームメイトとして過ごした3年間のうち2回は彼より上位でフィニッシュした。予選でもレースでも、彼より上位でフィニッシュした回数の方が多かった」
「もしこれが別の時間、別の時代であったなら、ルイス・ハミルトンより先にゴールすれば、あなたはワールドチャンピオンだ」
ジュージ・ラッセルは、ルイス・ハミルトンのスクーデリア・フェラーリへの移籍は、注目度という点では史上最も注目を集めたドライバーの移籍の1つであり、「すべての人にとって良いことだ」と考えている。

ジョージ・ラッセルは、メルセデスというチームに与える影響について次のように付け加えた。「これは新たなページを開くことになる。新たな章だ。そして、僕は突然、さらなる責任を感じることはない」
その「新たな章」の一部として、アントネッリはモータースポーツ界での急速な出世を経てステップアップすることになる。ラッセルは、この交代によりチームに新たな力学が生まれることを認めている。
「彼は素晴らしいヤツだよ」とラッセルは言う。「彼はとても若いけど、本当にいいヤツなんだ。もちろん、超速い」
「いきなり深い場所に放り込まれることになるから、それは大きな挑戦になるだろう。でも、生来のスピードという点では、疑う余地はないと思う。そして、興味深い新しい力学が生まれるだろう」
カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1