メルセデスF1のジョージ・ラッセル、予選8番手「自分を責めている」
メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、F1モナコGPの予選で8番手となった後、マシンのポテンシャルを十分に発揮できなかったと語った。

ラッセルにとって、Q3に進出できなかったアゼルバイジャンGPに次いで、2023年シーズンで2番目に低いスタートポジションとなった。予選ではルイス・ハミルトンより2つ低いポジションだったが、シャルル・ルクレールのペナルティにより、チームメイトより3つ後ろのグリッドからスタートすることになった。

ラッセルは、タイトなストリートサーキットで8位が精一杯だったと思うかと問われ、「いや、そうは思っていない」と答えた。

「間違いなく、もっと上位に食い込めたはずだ。Q1とQ2は、フェラーリやフェルナンド(アロンソ)に迫っていたので、かなり有望に見えた」

「より多くを求めて代償を払い、その結果、ポテンシャルよりも遅くなってしまった。だから、ちょっと自分を責めている。でも、もしコンマ1秒でも遅れていて、もう少し頑張ろうとしなければ、また同じようにがっかりしていただろう」

「その代償は大きいときもある。毎回うまくいくわけではない。でも、今は確かに少しがっかりしている」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 モナコGP

メルセデスは今週末、W14の大幅なアップグレードパッケージをモナコに持ち込んでいる。4列目からのスタートにとどまったが、ラッセルはこの結果が、残りのシーズンに向けてのチームのマシンの潜在的なパフォーマンスについて何を意味するのかについてまったく心配していない。

「この新しいアップデートに不安はない」とラッセルは語る。「期待通りに動いている。本当に心配はない」

「エアロパッケージや新しいサスペンションなど、多くのものを投入して、すべてが期待通りに動いている。だから、バルセロナで期待通りのパフォーマンスを発揮できない理由はないと思うし、少しでもジャンプアップできればと思う。でも、同様に、アストンマーティンもいくつかのアップデートを施しており、当然ながらフィールド全体が前進している」

ラッセルは、スタート位置が低いため、日曜日に「長いグランプリ」に直面することを認めた。「モナコはユニークなサーキットで、歴史的に見ても、チームとして必ずしも僕たちのクルマに合っているわけでも、ベストなレースができるわけでもない」とラッセルは言った。

「また、みんながスタートした地点で終わる可能性が高いことも分かっているけど、前進するためにできる限りのことを行うつもりだ」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1