ジョージ・ラッセル、狙うは当然メルセデスF1移籍「夏までに決めたい」
ジョージ・ラッセルは、2022年のF1世界戦選手権をどのチームで戦うかは夏休みまでに確定させたいとし、狙うは当然メルセデスF1への移籍だと語る。

23歳のイギリス人であるジョージ・ラッセルは、メルセデスの契約ドライバーだが、中期的にF1ワールドチャンピオンを獲得することを視野に入れて、まずはウィリアムズF1に“ローン”移籍に出されてF1デビューを果たし、契約最終年となる3シーズン目を戦っている。

2022年の所属チームがどうなるかは、現在メルセデスF1のドライバーを務めるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにかかっている。

今シーズンの初めには引退もほのめかしていたルイス・ハミルトンだが、最近になってメルセデスとの新たな契約がまとまる可能性があると示唆している。

バルテリ・ボッタスのポジションはパフォーマンスに大きく依存しており、ジョージ・ラッセルがチャンスを待っていることで、2017年にメルセデスに加入して以来、どの段階よりも大きなプレッシャーにさらされている。

バルテリ・ボッタスとメルセデスF1の現在の契約が延長されたのは昨年の真夏であり、ジョージ・ラッセルに委ねられる場合、メルセデスF1は8月1日のF1ハンガリーGP前のどこかの時点で決定を下すことになるだろう。

ジョージ・ラッセルは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスF1から出場した昨年のF1サヒーールGPで、レースの大部分をリード。だが、ピットのミスとタイヤのパンクによって勝利のチャンスを逃している。

「当然のことながら、どっちになるとしても、僕たち全員が夏休みまでに何らかの決定をしたいと考えている」とジョージ・ラッセルは に語った。

「それがみんなの最善の利益になると思っている」

「でも、正直に言うと、僕は誰に対してもこの件をプッシュしてはいない。メルセデスにもウィリアムズにもね。僕は純粋にここでの仕事に集中している」

「そして、いつも言っているように、自分ができると信じているポテンシャルを発揮することが自分自身をショーウィンドウに置くということを知っている」

「バーレーンでのレースは、それをほぼ証明するユニークな機会を与えてくれたと思う。一方で、それ以前は、それは常に小さな未知数だった。ウィリアムズで自分が置かれている状況によってね」

「だから、僕はその件についてそこまでプッシュしているわけではない。すべてのレースを楽しんで、自分がいる場所を楽しんでいるだけだ」

2022年の“どちらか”の決定はメルセデスF1加入か、ウィリアムズF1に留まって4シーズン目を迎えるかの単純な選択を意味するのかと質問されてジョージ・ラッセルは「「もちろん、メルセデスへの昇格、または移籍について多くの話がある」とコメント。

「メルセデスは、とにかく僕にとって最高のものを望んでいる。そして、僕がその機会に値すると彼らが信じているなら、それはそこにあるだろう」.

「もし、彼らが僕がそれに値すると信じていなければ、彼らは僕が成長し続けることができる場所を見つけてくれるだろう」

「でも、世界選手権に向けて戦い、勝利のために戦う準備はできていると感じている」

「今シーズンの終わりまでにもう1年経験を積めるのは言うまでもなく、僕はそれを行う準備ができていると感じている」

「だから、来年どこにいても、レースに勝つチャンスを与えてくれるクルマに乗りたいと思っている」

「15位や16位を争うためにF1に到達するために、自分のキャリア全体を戦ってきたわけではない。ここに来て勝つためにキャリア全体を戦ってきたし、そのために今まで以上に集中している」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / ウィリアムズ・レーシング / メルセデスF1