ジョージ・ラッセル 「深夜2時にバスルームで代役の電話を受けた」 / メルセデス F1サヒールGP 木曜記者会見
ジョージ・ラッセルは、火曜日の深夜にバーレーンのホテルのバスルームにいたときにメルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフからルイス・ハミルトンの代役に起用するという電話を受けたと明かした。

メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスの感染したことを発表した翌日の12月3日(水)の朝にウィリアムズが1回限りのリリースに応じ、F1サヒールGPでジョージ・ラッセルがメルセデスF1のマシンを走らせることを発表した。

しかし、ジョージ・ラッセルは、前日の深夜にトト・ヴォルフからルイス・ハミルトンの代役を頼まれてから実際に契約が発表されるまでの間、“非常に心配して”待っていたと語った。

「火曜日の午前2時にトトから電話がかかってきた」とジョージ・ラッセルはF1サヒールGPの木曜記者会見ででメディアに語った。

「実はバスルームにいて、ちょっと気まずい瞬間だった。電話に出たら『ジョージ、バスルームにいるのか?』と言われたので『すみません、バスルームにいます』と答えた」

「彼は『残念ながらルイスは新型コロナウイルスに感染した。彼は体調はいい。彼は健康で元気だ。それが最も重要だ。だが、我々は君にドライブして欲しい』と言った。僕は 『わかりました。OKです』と答えた」

「もちとん、少し眠れない夜になった。翌日、それが実現となった」

「火曜日に非常に多くの人から確認の電話が64回あった。最終的にそこに到達できてうれしい」

ジョージ・ラッセルは、メルセデスF1が自分をマシンに乗せるという意志に疑いは持っていなかったが、ウィリアムズが自分をリリースすることに同意するかどうか確信が持てなかったと語る。

「火曜日、ウィリアムズと契約を結ぶことができるかどうかを確認するのを待っていたので、とても心配だった」とジョージ・ラッセルは語った。

「この機会を与えてくれた彼らには本当に感謝する必要がある。そのおかげで僕たちはここにいる」

「メルセデスに戻ってきたのは不思議な感じだ。もちろん、彼らのテスト兼シミュレータードライバーとして2年間を過ごしている。スタッフ全員を知っているので、おかげでチームに戻るために状況ははるかに楽になっている。今週末に向けた準備を学ぶために情報が殺到しているけどね」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1バーレーンGP