カブリエル・ボルトレト F1カーナンバーにベッテルが使用した「5」を選択
セバスチャン・ベッテルの引退から3年、2025年のF1グリッドにカーナンバー5が戻ってくる。今季F2タイトルを獲得した19歳のガブリエル・ボルトレトは、ザウバーF1チームでデビューを果たす。
ガブリエル・ボルトレトはアブダビでのF1ポストシーズンテストで98号車で参加していた。その理由はおそらく、F1レギュレーションではドライバーが引退した後、2シーズンはそのカーナンバーを使用できないことになっているためだ。
セバスチャン・ベッテルは、2022年にF1を引退したため、この番号は2024年末まで彼のためにリザーブされていた。だが2025年には再びカーナンバー5を使うことができる。
2014年以降、F1ではドライバーがマシンのカンバーを2番から99番まで選ぶことができるようになった。カーナンバー1は現役チャンピオンに与えられるが、チャンピオンが1番をつける義務はない。
2014年、2015年、2017年、2018年、2019年、2020年のタイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、カート時代からの44番にこだわることを選んだ。現4連覇王者のマックス・フェルスタッペンも、2021年に初タイトルを獲得して以来、カーナンバー1をつけることを選んだ。
F1におけるビッグナンバー
カンバー5はF1史上最も成功した番号のひとつであり、86人中10人のドライバーがこの番号でワールドチャンピオンに輝いている。勝利数でいえば、カーナンバー5のドライバーは144勝を挙げており、これはカーナンバー1の224勝に次いで2番目に多い数字だ。
ベッテル、ナイジェル・マンセル、フェルナンド・アロンソ、ミハエル・シューマッハの5人がこの数字をマークしている。2015年から2022年までの期間に加え、前者は2010年に初タイトルを獲得した際も5号車で走った。
一方、マンセルは1992年の初ワールドチャンピオンを含め、93戦をこのカーナンバーで戦った。当時のイギリス人ドライバーはウィリアムズFWB14B、愛称レッドファイブを駆っていた。
アロンソは2005年、ルノーの青いマシンにカーナンバー5をつけて初めてワールドチャンピオンに輝いた。この年はシンガポールゲート（ネルソン・ピケJr.の故意によるクラッシュ）が物議を醸した。
7度のチャンピオンに輝いたシューマッハは、1993年、ベネトンで初タイトルを獲得した1994年、1997年、そしてフェラーリでの最後の年となった2006年の65戦でカーナンバー5を背負った。
ネルソン・ピケ（1980-1981、1983年）、エマーソン・フィッティパルディ（1971-1972、1974年）、フェリペ・マッサ（2007年）と他の3人の。ブラジル人もF1でこの番号を使用している
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