フランコ・コラピント アルピーヌF1で手応え「ゆっくりだけど前進してる」
フランコ・コラピントは、F1ドライバーとして久々にサーキットに戻ったイモラでの金曜日を終え、「徐々に快適になってきた」と語り、満足感を示した。

2024年にはウィリアムズの代役として9戦に出場したコラピントは、2025年にエンストン拠点のアルピーヌF1チームのリザーブドライバーに就任。その後、マイアミGP終了後にジャック・ドゥーハンに代わって今後5戦に出場することが発表され、再びレースのチャンスを得た。

この日はタイムシート上では控えめな結果にとどまった。FP1では17番手、FP2では13番手と徐々にポジションを上げたが、コラピントはA525への順応が進んでいることに手応えを感じているという。

「まだクルマのセットアップや設定ツールでやるべきことはたくさんあるけど、少しずつマシンの中で快適に感じられるようになってきた」と、21歳のアルゼンチン人ドライバーは語った。

「まだ学ばなきゃいけないことや慣れなきゃいけないことは山ほどあるけど、少しずつ積み上げていって、最終的には競争力も少し出てきたと思う」

「全体的にはいい感じだよ。特にピエール(ガスリー)の走りを見る限り、クルマはかなり強そうだから、明日も2人でいい週末にできるはず」

アルピーヌF1チーム フランコ・コラピントコラピントは金曜のイモラでアルピーヌA525への適応に取り組んだ

イモラのエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットでは、金曜の2回のプラクティスを通して多くのマシンが走行しており、トラフィックに悩まされる場面も多かった。そのため、コラピントは土曜の予選第1セグメント(Q1)が厳しい戦いになると見ている。

「Q1は間違いなくトラフィックで難しくなると思う。だから最初のアタックから完璧にまとめることが重要になる」と語った。

「走行は2回、ラップも2周だけだし、2本目に何かあったときのためにも、両方でタイムを出しておかないといけない」

「だから、すべてに集中することが大事なんだ。今夜は遅くまで今日のデータを確認して、きっといい答えが見つかるはず。それを活かして、明日はさらに力強い走りができると思う」

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カテゴリー: F1 / フランコ・コラピント / アルピーヌF1チーム / F1エミリア・ロマーニャGP