セルジオ・ペレス
フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、セルジオ・ペレスと複数年契約を結ぶという決定は、商業的な利益とは無関係だったと主張した。

メキシコのテルメックスから支援を受けるセルジオ・ペレスは、フォース・インディアに1500万ユーロ(約21億円)の商業パッケージをもたらすとされている。

ビジェイ・マリヤは、セルジオ・ペレスの加入はフォース・インディアに新しい“機会”をもたらすが、交渉における決定的な要因は、マクラーレンを離脱後、自分自身を証明したいというセルジオ・ペレスのハングリー精神だったと述べた。

セルジオ・ペレスの支援を考慮したかと質問されたビジェイ・マリヤは「私はお金のためにドライバーのクオリティを妥協するつもりはない。それは私の哲学ではないとコメント。

「既存のドライバーをどちらも保持することはできたが、我々は彼らと二人と長い関係を過ごしてきた」

「私は、他のチームメンバーに意見を聞いた。彼ら全員が、新車、新しいレギュレーション、本当にハングリーな野心のある新しいドライバーのセットを得たいと述べた」

「セルジオは、その要望にフィットしている。彼は勇敢な男であり、非常にハングリーだ。それが我々が必要としていることだ」

「セルジオを通して、メキシコやラテンアメリアに進む機会があるかもしれない。世界のその地域は我々にとって完全に閉ざされていた」

「だが、私はペイドライバーというコンセプトを信じてはいない。過去にペイドライバーを起用する機会はたくさんあったが、それはフォース・インディアの哲学ではない」

「財政面は完全に無関係だ」

ビジェイ・マリヤは、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスという組み合わせは、過去に起用したなかで最高のラインナップだと述べた。

「絶対的だし、それについてとても興奮している」

「チェコとニコの組み合わせは、私にとって素晴らしい働きをみせるだろう」

「私の思考プロセスは非常に単純だった。セルジオがザウバーで走っていたとき、彼は私の目に留まった。彼はとても速かった」

「世界クラスのチームであるマクラーンは、私も彼のなかに見たことを認めた」

「ニコのことも常に目をつけていた。マレーシアという早い段階から、彼が移籍するつもりであれば、戻ってくればもっと良くなると彼に伝えていた」

「私はAUTOSPORTの全チーム代表がトップ10ドライバーに投票する投票結果を読んでいた。ニコはリストの7位だった」

「F1で7番目に優れたドライバーを起用することは大きな賞賛だ。彼は私のために走ってくれるんだからね」

関連:フォース・インディア、セルジオ・ペレスの起用を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォース・インディア / セルジオ・ペレス