FIA会長モハメド・ビン・スライエムが石破茂総理と会談 JAFの功績を称賛

会談では、日本の自動車技術革新やモータースポーツの歴史、そして安全で持続可能かつ包括的なモビリティの実現に向けた取り組みについて幅広く意見が交わされた。
ビン・スライエム会長は、JAFがFIA傘下で主催する4つの国際選手権を含めたモータースポーツ分野での貢献や、2,000万人以上の会員を擁する国内最大級のモビリティ団体として果たす役割に対し、深い敬意を表した。また、トヨタ自動車会長の豊田章男氏がFIA上院の一員として参加していることにも触れ、日本との関係の強さを強調した。
Instagramに投稿された公式メッセージの中で、ビン・スライエム会長は次のように述べている。
「東京で石破茂総理、そして日本自動車連盟(JAF)の坂口正芳会長にお会いできたことは大変光栄でした」
「私たちは、日本が世界をリードする自動車技術革新、豊かなモータースポーツの伝統、そしてより安全で、持続可能かつ包摂的なモビリティの実現に向けた共通の取り組みについて意見を交わしました」
「JAFが4つのFIA選手権を主催し、2,000万人を超える会員を代表してモビリティの分野で重要な役割を果たしていることを、私はとりわけ誇りに思います」
「また、トヨタ自動車会長の豊田章男氏がFIA上院の名誉ある一員であることも、私たちにとって大きな特権です」
「温かい歓迎に心より感謝するとともに、日本とFIAの強固な関係がさらに深まることを楽しみにしています」
さらにビン・スライエム会長は、記念として石破総理にFIAヘルメットを贈呈。この場面は投稿された写真にも収められており、両者の友好的な関係を象徴するシーンとして注目を集めている。
今回の訪問は、FIAと日本の協力関係をさらに強化する象徴的な機会となった。


カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)