F1コミッション、ベルギーGPの大失敗を受けてルール変更の再検討に合意
F1コミッションは、F1ベルギーGPがハーフポイントに相当するレースとして分類された結果を受け、潜在的なルール変更について話し合った。

8月にスパ・フランコルシャンで開催されたF1ベルギGPは、決勝日に大雨に見舞われ、当初のスタートが中止され、フォーメーションラップが数回行われた後、イベントは赤旗中断となった。FIAは天候の変化を見つけてレースを開始しようとしたが、ピットレーンを離れてセーフティカーの後ろで2周を終えた後、レースは中止された。

セーフティカー先導でのラップがレーススタートとしてカウントされたため、2ラップを完了すると、結果はハーフポイントに値するものとして分類され、実際に競技が行われなかったにも関わらず、トップ10にポイントが付与された。

今週金曜日にパリで開催される世界モータースポーツ評議会の会議に先立ち、水曜日のF1コミッションの会議で、そういったシナリオのためにルールを変更する必要があることが合意された。

「天候の影響を受けた2021年のFIA F1ベルギーGPに続き、コミッションは競技規則のアップデートの可能性について話し合い、競技諮問委員会が次の会議でこのトピックを検討して、アップデートされた手順と規則のオプションを提案するよう求めた」とFIAは声明で述べた。

2022年のF1カレンダーの草案も議題に含まれ、23戦のカランダーは金曜日に世界モータースポーツ評議会によって承認された後、公開される。また、F1コミッションにはシルバーストンとモンツァでの最初の2つのスプリント予選イベントに関するレポートも提示された。

「このレポートは、スプリントのコンセプトには利害関係者からの多くのポジティブなフィードバックが寄せられた。ブラジルでの2021年の3回目で最後のスプリントイベントに続いて、さらなる評価が行われる。その後、潜在的な将来のスプリントイベントと関連する規制の枠組みに関連する要素が、ブラジルGP後の数週間に予想される前向きな決議で議論される」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)