フェラーリF1代表 「レッドブルのチーム文化は取り入れるべき方向性」
スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、チームがタイトル争いに加わるためにレッドブルが示した模範に従うよう促した。

バスールがフェラーリで指揮を執った最初のシーズンは、シンガポールでカルロス・サインツの活躍によるグランプリ1勝とコンストラクターズ3位という成績で終わった。

フェラーリはマシンのコンセプトデザインをバスタブデザインからレッドブルのダウンウォッシュサイドポッドに変更。2023年のレッドブル以外のグランプリでの唯一の勝利を収めた。

レッドブルは、マシンのパフォーマンスだけでなく、トラックサイドでのオペレーション、信頼性、戦略立案でも定評があり、バスールはフェラーリもそれに倣うべきだと感じている。

「何年も一緒に働いている人たちがいるわけで、そのグループに入ったときは、何か行動を起こしたり決断を下す前に、そのグループがどのように動いているのかを理解する必要がある」とバスールはメディアに語った。

「私の仕事は、アグレッシブであること、リスクを冒して野心的であること、そしてアクシデントやこのようなことを恐れてはいけないという事実をチームに伝えることだった」

「その点では一歩前進したと思う」

「フェラーリ、レッドブル、メルセデスがQ1でミディアムを履いてQ2に進出できた数年前のようなF1は必要ない」

「これはもう過去のことで、二度と起こらない。レッドブルが限界のパフォーマンスを発揮し、あらゆるトピックでアグレッシブな走りを見せるこの文化は、私たちが取るべき方向性だと思う。しかし、我々は1年目としては良い一歩を踏み出した」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ