フェラーリ:フェリペ・マッサが7位入賞 (F1マレーシアGP)
フェラーリは、F1マレーシアGPでフェリペ・マッサが7位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。
19番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、ハードタイヤでの第1スティントを長くし、上位進出を狙ったが、序盤からギアボックスに問題を抱えており、8位を争っていた残り2周にエンジントラブルによりリタイア。
21番手からスタートしたフェリペ・マッサは、アロンソと同じハードタイヤでの戦略をとり、7位でフィニッシした。
フェリペ・マッサ (7位)
「全ての条件を考慮すれば、僕たちの結果、すなわち両部門で首位をキープ出来たことはベストだったと思う。しかし、まだ16戦を残しているとはいえ、僕たちはマシンのパフォーマンス性と信頼性を向上させなければならない。今回の結果は、スタート時のポジションを考えれば望むことが出来る最高の結果だった。ここ数日間雨が続いていたので、僕たちの作戦は、出来る限りタイヤ交換を遅らせることだった。もし雨が降れば僕たちに有利な展開になったからだ。まぁ、雨は降らなかったけどね。ソフトタイヤの方がタイムは速いだとうけど、スタート時の路面コンディションでは、タイヤのベストな性能を使い切ることが出来ないと思う。だから、作戦的には間違っていなかったと思う。バトンとの競り合いは非常に難しいものだった。彼はストレートでは速かったけど、最終コーナーでミスをした瞬間、ブレーキングの差でオーバーテイクすることができた。今日のレースでハッキリとしたことは、チャンピオンシップを獲得するためには、全てのラップで勝負しなければいけないということだ。とにかく今後もたくさんの仕事があるので、チームの努力に見合うだけの結果を残すよう集中して臨むつもりだ」
フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「非常に難しい週末だった。予選、そして決勝共に、結果的に僕たちはミスを犯した。僕自身についてはスタートから追い上げる位置だったけど、スタート直後からギヤボックスにトラブルを抱えてしまって、レースの大半でクラッチが使えない状態だった。今日の結果をポジティブに捉えれば、たった2ポイントのロスで済んだということだろう。もしトップを走っていたら、それこそ最悪の事態だったと思う。ここ何日間の天候をみれば、今日も恐らく雨が降ると思っていたので、出来るだけタイヤ交換を先送りにしようと考えた。結果的に雨は降らなかったけどね。今日はレッドブルにちょっとしたギフトを贈った気分だ。もしチームが普段通りの位置からレースをスタートさせることが出来ていたら、彼らにとってハードな時間帯が多かったと思う。エンジントラブルでリタイヤということになったけど心配はしていない。チームのエンジニアは経験豊富だし、今回のようなシチュエーションを解決するだけの力を持っている。全てのシチュエーションを考えれば、僕たちは出来る限りのことは出来たと思う。次のGPでも勝利を目指して、今回の経験を自分達の自信に変えて臨むつもりだ」
ステファノ・ドメニカリ
「3戦目の今回はチームにとって朗報とは言えない結果に終わり残念です。マレーシアGPには様々な目標を持って臨みましたが、結果的に7ポイントに終わったことには非常に残念でなりません。今日の結果は昨日の予選を下回ったと言わざるを得ないでしょう。しかし後方のグリッドからスタートする場合、本戦で結果を残すことは非常に難しいものです。それに我々はマシンの信頼性に関わる問題を抱えていました。タイトルを本気で狙うのであれば、この問題は確実に解決しなければなりません。しかしフェルナンドはレースを通して素晴らしい走りをみせてくれました。序盤からギヤにトラブルを抱えていましたが、終盤にリタイヤするまでポイント圏内にまで順位を上げたことは本当に感動しました。フェリペの走りも同様に素晴らしく、ドライバーズ部門の首位に立ったことは、長いシーズンの序盤で得た好結果に他なりません。レース全体の評価はポジティブなものです。何故なら我々は2つの部門で首位をキープしていますし、ハイレベルで戦えることを証明しているからです。我々は今後もパフォーマンスレベルとマシンの信頼性を向上させなければなりませんが、マシン、ドライバー、チーム共に両方の部門で優勝を争えるだけのレベルにあります」
クリス・ダイヤー
「残念な結果に終わったので何も言うことはありません。マシンとドライバーのポテンシャルが素晴らしかったので、昨日の予選でのミスが原因で、彼らの実力をレース終盤で最大限にまで引き出せなかったことはチームにとって恥ずべきことです。今日はフェルナンドのマシンに2つ深刻な問題を抱えてしまいました。まずスタート直後に発生したギヤボックスが機能しなかった点、そして終盤にリタイヤを余儀なくしたエンジントラブルです。フェリペの走りは素晴らしく、両部門で首位をキープ出来ました。今回のマレーシアGPで得たことはこのくらいでしょう。本来であれば、もっと多くのことが得られたはずだったんですが」
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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1マレーシアGP
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21番手からスタートしたフェリペ・マッサは、アロンソと同じハードタイヤでの戦略をとり、7位でフィニッシした。
フェリペ・マッサ (7位)
「全ての条件を考慮すれば、僕たちの結果、すなわち両部門で首位をキープ出来たことはベストだったと思う。しかし、まだ16戦を残しているとはいえ、僕たちはマシンのパフォーマンス性と信頼性を向上させなければならない。今回の結果は、スタート時のポジションを考えれば望むことが出来る最高の結果だった。ここ数日間雨が続いていたので、僕たちの作戦は、出来る限りタイヤ交換を遅らせることだった。もし雨が降れば僕たちに有利な展開になったからだ。まぁ、雨は降らなかったけどね。ソフトタイヤの方がタイムは速いだとうけど、スタート時の路面コンディションでは、タイヤのベストな性能を使い切ることが出来ないと思う。だから、作戦的には間違っていなかったと思う。バトンとの競り合いは非常に難しいものだった。彼はストレートでは速かったけど、最終コーナーでミスをした瞬間、ブレーキングの差でオーバーテイクすることができた。今日のレースでハッキリとしたことは、チャンピオンシップを獲得するためには、全てのラップで勝負しなければいけないということだ。とにかく今後もたくさんの仕事があるので、チームの努力に見合うだけの結果を残すよう集中して臨むつもりだ」
フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「非常に難しい週末だった。予選、そして決勝共に、結果的に僕たちはミスを犯した。僕自身についてはスタートから追い上げる位置だったけど、スタート直後からギヤボックスにトラブルを抱えてしまって、レースの大半でクラッチが使えない状態だった。今日の結果をポジティブに捉えれば、たった2ポイントのロスで済んだということだろう。もしトップを走っていたら、それこそ最悪の事態だったと思う。ここ何日間の天候をみれば、今日も恐らく雨が降ると思っていたので、出来るだけタイヤ交換を先送りにしようと考えた。結果的に雨は降らなかったけどね。今日はレッドブルにちょっとしたギフトを贈った気分だ。もしチームが普段通りの位置からレースをスタートさせることが出来ていたら、彼らにとってハードな時間帯が多かったと思う。エンジントラブルでリタイヤということになったけど心配はしていない。チームのエンジニアは経験豊富だし、今回のようなシチュエーションを解決するだけの力を持っている。全てのシチュエーションを考えれば、僕たちは出来る限りのことは出来たと思う。次のGPでも勝利を目指して、今回の経験を自分達の自信に変えて臨むつもりだ」
ステファノ・ドメニカリ
「3戦目の今回はチームにとって朗報とは言えない結果に終わり残念です。マレーシアGPには様々な目標を持って臨みましたが、結果的に7ポイントに終わったことには非常に残念でなりません。今日の結果は昨日の予選を下回ったと言わざるを得ないでしょう。しかし後方のグリッドからスタートする場合、本戦で結果を残すことは非常に難しいものです。それに我々はマシンの信頼性に関わる問題を抱えていました。タイトルを本気で狙うのであれば、この問題は確実に解決しなければなりません。しかしフェルナンドはレースを通して素晴らしい走りをみせてくれました。序盤からギヤにトラブルを抱えていましたが、終盤にリタイヤするまでポイント圏内にまで順位を上げたことは本当に感動しました。フェリペの走りも同様に素晴らしく、ドライバーズ部門の首位に立ったことは、長いシーズンの序盤で得た好結果に他なりません。レース全体の評価はポジティブなものです。何故なら我々は2つの部門で首位をキープしていますし、ハイレベルで戦えることを証明しているからです。我々は今後もパフォーマンスレベルとマシンの信頼性を向上させなければなりませんが、マシン、ドライバー、チーム共に両方の部門で優勝を争えるだけのレベルにあります」
クリス・ダイヤー
「残念な結果に終わったので何も言うことはありません。マシンとドライバーのポテンシャルが素晴らしかったので、昨日の予選でのミスが原因で、彼らの実力をレース終盤で最大限にまで引き出せなかったことはチームにとって恥ずべきことです。今日はフェルナンドのマシンに2つ深刻な問題を抱えてしまいました。まずスタート直後に発生したギヤボックスが機能しなかった点、そして終盤にリタイヤを余儀なくしたエンジントラブルです。フェリペの走りは素晴らしく、両部門で首位をキープ出来ました。今回のマレーシアGPで得たことはこのくらいでしょう。本来であれば、もっと多くのことが得られたはずだったんですが」
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