ジャン・トッド 「私が加入した頃のフェラーリF1の状況は酷かった」
FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドが、フェラーリF1の現状と段階的な改善について意見を述べた。

ジャン・トッドは、1994年から2007年まで13年間フェラーリF1のチーム代表を務め、テクニカルディレクターにロス・ブラウン、デザイナーにロリー・パーン、そして、ドライバーにミハエル・シューマッハを擁し、コンストラクターズ選手権6連覇(1999年から2004年)、シューマッハもドライバーズ選手権5連覇(2000年から2004年)と黄金時代を経験した。

過去数年低迷していたフェラーリF1だが、今季は優勝こそ争えないものの、復調の兆しを見せている。そして、先週末のF1モナコGPでは、シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得したものの、チームはクラッシュしたルクレールのドライブシャフトのハブの破損を見落とすという信じられないようなミスを犯し、ポールスタートを逃した。

自身のフェラーリ加入を振り返ったジャン・トッドは「企業はさまざまな時代を経験している」と語る。

「私は1993年7月に到着したが、マラネロの状況は劇的だった」

「イギリスで設計されたマシンは常に故障し、風洞は借りなければならず、デザインオフィスは空っぽだった。唯一良かったのは食べ物だけだった」

しかし、ジャン・トッドはフェラーリF1でようやくルネッサンスが始まるのを目にしていると語る。

「あそこには願望と能力があると思う。ドライバーに関しては、ルクレールとサインツはトップレベルだ」

「彼らには全体的なパッケージが必要だ。クルマ、エンジン、シャシー、エアロダイナミクス。すべてを最高レベルで揃える必要がある。数千分の1秒で決まる」

現在はFIA会長としてF1を監督しているジャン・トッドは「私はメルセデスの優位性を称賛している。気に入ってはいないし、もっと多くの競争を望んでいるがね。だが、8年間、チームとハミルトンはずっとよくやってきた」

「彼らはリラックスすることもできたが、そんなことはなかった。彼らのモチベーションとハングリー精神は絶対的だ」

「もっと多くのチームとドライバーが戦いに参加することを望んでいる。だが、F1とモーターレースには強いフェラーリが必要だ」

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カテゴリー: F1 / フェラーリ / FIA