フェラーリF1 「カスタマーカーの復活を提案していた」
フェラーリF1は、新型コロナウイルス危機からチームを保護するための対策としてカスタマーカーを復活させることを提案したが、他チームから拒否されたと明かした。

新型コロナウイルスの世界的な流行はF1チームの収益に大きな影響を与えると考えられており、グリッド全体をサポートするための対策を講じるために多くの話し合いが行われてきた。

最終的にF1は大幅なレギュレーション変更を2022年まで延期し、2021年も2020年F1マシンでレースを続けることでチームの開発コストを削減するとともに、来年から導入する予算制限も1億4500万ドルの引き下げることを決定した。

話し合いのなかでは、2008年以降禁止されているカスタマーカーの復活の可能など、様々な対策が議論された。

フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、MotoGPに見られるようなサテライトチームのシステムと同様の構造を望んでおり、カスタマーカーをF1に復帰させること推進していたことを明らかにした。

「新型コロナウイルス期間の議論の中で、フェラーリとして将来のあるべき姿について、我々は最終的にMotoGPのように少なくともビッグチームからカスタマーチームにマシンを供給することを検討することを提案した」とマッティア・ビノットは述べた。

「しかし、その提案はF1、FIAのチーム全体に突き返されたと我々は完全に理解している。それが我々全員がまとめた決断だと思っている」

カスタマーカーを巡る論争は、昨年のメルセデス W10に酷似したレーシング・ポイント RP20をルノーF1が正式に抗議したことで過去数週間で再熱している。

ルノーF1は、今回の抗議はF1で将来のチームモデルがどのようになるかを定義するために重要であると語っており、マクラーレンもF1が“コピー選手権”になる可能性があるとして、定義を明らかにすることを望んでいる。

この問題に関するフェラーリF1の立場について質問されたマッティア・ビノットは、全てのチームが独立したままいることが重要だと述べた。

「全てのチームは独立しているべきだ。彼らは独自に適切な開発を行うことができなければならない」とマッティア・ビノットは語った。

「現在、彼らは新しいコンコルド協定で手段を持っていると思う。そして、レギュレーションはそれをすることに対して十分に明確だ」

「グリッド上に10チーム、10種類のマシンがあるのは素晴らしいことだと思う」

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カテゴリー: F1 / フェラーリ