フェラーリ F14 Tのダウンフォース不足は“狭すぎるサイドポッド”が原因
新しいV6ターボパワーユニットのパワー不足とオーバーウエイトが明らかになっているフェラーリだが、F14 Tのダウンフォースを妨げる大きな設計上の欠陥に苦しんでいると報じられている。
Autosprint は、フェラーリ F14Tが、パワーユニットを収めるには狭すぎるというデザイン上の先天性の欠陥に苦しんでいると主張。
フェラーリはできる限りアグレッシブに効率的にパッケージングすることに励んでいるが、その努力のなかで、極端に狭いサイドポッドがダウンフォースを犠牲にしていることが明らかになったと報じた。
言い換えると、エンジニアはF14 Tのダウンフォースとスリム化のバランスを最適化ができなかったということになる。そして、後者はさらに多くの問題の根源になっているという。
この問題は、去年のザウバー C32でも見られたもの。タイトなパッケージングを実現したが、サイドポットを狭くした結果としてダウンフォースが犠牲になった。
これは、レース週末やテストでフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがフェラーリ F14 Tでなぜ頻繁に中高速コーナーでコースアウトしてしまうかの説明となる。また、それはウェットでグリップがかなり低いことでも示されている。
メルセデスはターボの部分でアドバンテージを得ているが、フェラーリのV6パワーユニットのターボが小さすぎるという問題は、パワーユニットが凍結されていることにより、素早く解決することは難しい。
同誌によると、フェラーリはスペインGPのフリープラクティスで新しい幅の広いサイドポッドをテストするとしている。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ
Autosprint は、フェラーリ F14Tが、パワーユニットを収めるには狭すぎるというデザイン上の先天性の欠陥に苦しんでいると主張。
フェラーリはできる限りアグレッシブに効率的にパッケージングすることに励んでいるが、その努力のなかで、極端に狭いサイドポッドがダウンフォースを犠牲にしていることが明らかになったと報じた。
言い換えると、エンジニアはF14 Tのダウンフォースとスリム化のバランスを最適化ができなかったということになる。そして、後者はさらに多くの問題の根源になっているという。
この問題は、去年のザウバー C32でも見られたもの。タイトなパッケージングを実現したが、サイドポットを狭くした結果としてダウンフォースが犠牲になった。
これは、レース週末やテストでフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがフェラーリ F14 Tでなぜ頻繁に中高速コーナーでコースアウトしてしまうかの説明となる。また、それはウェットでグリップがかなり低いことでも示されている。
メルセデスはターボの部分でアドバンテージを得ているが、フェラーリのV6パワーユニットのターボが小さすぎるという問題は、パワーユニットが凍結されていることにより、素早く解決することは難しい。
同誌によると、フェラーリはスペインGPのフリープラクティスで新しい幅の広いサイドポッドをテストするとしている。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ