F2 最終戦 レース2 | アントニオ・フォコが優勝、福住12位・牧野リタイア
FIA F2選手権 最終戦 アブダビ大会のレース2が11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、アントニオ・フォコ(Charouz Racing System)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は12位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)はリタイアでレースを終えた。
好天のアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットで、シーズン最後のレースとなる第12戦のレース2が行われた。前日のレース1で9位となった牧野任祐(RUSSIAN TIME)は5列目9番手から、アクシデントでリタイアに終わった福住仁嶺(BWT Arden)は、10列目19番手から追い上げのレースに臨んだ。
午後1時35分、気温32℃、路面温度42℃という暑いコンディションで、フォーメーションラップがスタートした。フォーメーションラップを終え、グリッドにつけないマシンと、ストールしたマシンが出て、エクストラフォーメーションラップを行い、レースは21周となった。
スタートで出遅れた牧野任祐はポジションを13番手にダウン。福住仁嶺は混乱した第1コーナーを切り抜け、15番手にポジションを上げる。1周目の第14コーナーで、スピンしたマシンに巻き込まれる形で牧野任祐がストップ。その場でリタイアとなる。
福住仁嶺はそれらのアクシデントをうまく避けて、12番手で1周目を終えた。5周目、後方から追い上げてきたマシンにポジションを奪われた福住仁嶺は13番手となり、序盤はタイヤを労わるレース展開となる。レース終盤まで13番手を走行する福住仁嶺は、大詰めの20周目、タイヤが苦しくなりペースの落ちた前車をパスし12番手に上がった。
福住仁嶺はこのまま12番手でチェッカーフラッグを受け、最終戦を完走で終えた。
レースはアントニオ・フォコが優勝。2位にランド・ノリス(Carlin)、3位にロベルト・メルヒ(Campos Vexatec Racing)が続いた。
FIA F2選手権は2018年シリーズ全12戦、24レースを終了し、牧野任祐は48ポイントでシリーズ13位、福住仁嶺は17ポイントでシリーズ17位となった。
福住仁嶺(レース2・12位)
「スタートは普通で、そのあと順位が上がったのも他がクラッシュしたからだと思うのですが、最初からタイヤはしっかり持たせようと気をつけて、後半に攻めようと思いながら周回を重ねました。でも、どうしてなのか分からないのですが、レース中にDRSを使ってはいけないことになり、それで結構厳しい戦いを強いられました。後半のペースも悪くなかったですし、終盤には前のマシンを抜くことができました」
牧野任祐(レース2・リタイア)
「裏ストレートのシケインで数台が詰まっているのが見えたので、アウト側に逃げたんです。そしたら1台がアウト側に飛び出して、避けきれずにぶつかってしまいました。そこでウィッシュボーンにダメージを負って、エンジンも止まってしまいました。初めてのことだらけでしたが、右肩上がりでよくなっていったし、レース1で勝つこともできて、手応えを感じた一年でした。やはりタイヤのマネージメントは難しいカテゴリーでした。でも、それもレースごとによくなっていって、しっかりできるようになった。手応えは感じられました。F2は練習時間が短いですし、毎周プッシュできるクルマでもない。難しいカテゴリーでしたけど、つかんだものは少なくありません。ドライバーとしてすごく成長できたシーズンでした」
カテゴリー: F1 / FIA F2
好天のアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットで、シーズン最後のレースとなる第12戦のレース2が行われた。前日のレース1で9位となった牧野任祐(RUSSIAN TIME)は5列目9番手から、アクシデントでリタイアに終わった福住仁嶺(BWT Arden)は、10列目19番手から追い上げのレースに臨んだ。
午後1時35分、気温32℃、路面温度42℃という暑いコンディションで、フォーメーションラップがスタートした。フォーメーションラップを終え、グリッドにつけないマシンと、ストールしたマシンが出て、エクストラフォーメーションラップを行い、レースは21周となった。
スタートで出遅れた牧野任祐はポジションを13番手にダウン。福住仁嶺は混乱した第1コーナーを切り抜け、15番手にポジションを上げる。1周目の第14コーナーで、スピンしたマシンに巻き込まれる形で牧野任祐がストップ。その場でリタイアとなる。
福住仁嶺はそれらのアクシデントをうまく避けて、12番手で1周目を終えた。5周目、後方から追い上げてきたマシンにポジションを奪われた福住仁嶺は13番手となり、序盤はタイヤを労わるレース展開となる。レース終盤まで13番手を走行する福住仁嶺は、大詰めの20周目、タイヤが苦しくなりペースの落ちた前車をパスし12番手に上がった。
福住仁嶺はこのまま12番手でチェッカーフラッグを受け、最終戦を完走で終えた。
レースはアントニオ・フォコが優勝。2位にランド・ノリス(Carlin)、3位にロベルト・メルヒ(Campos Vexatec Racing)が続いた。
FIA F2選手権は2018年シリーズ全12戦、24レースを終了し、牧野任祐は48ポイントでシリーズ13位、福住仁嶺は17ポイントでシリーズ17位となった。
福住仁嶺(レース2・12位)
「スタートは普通で、そのあと順位が上がったのも他がクラッシュしたからだと思うのですが、最初からタイヤはしっかり持たせようと気をつけて、後半に攻めようと思いながら周回を重ねました。でも、どうしてなのか分からないのですが、レース中にDRSを使ってはいけないことになり、それで結構厳しい戦いを強いられました。後半のペースも悪くなかったですし、終盤には前のマシンを抜くことができました」
牧野任祐(レース2・リタイア)
「裏ストレートのシケインで数台が詰まっているのが見えたので、アウト側に逃げたんです。そしたら1台がアウト側に飛び出して、避けきれずにぶつかってしまいました。そこでウィッシュボーンにダメージを負って、エンジンも止まってしまいました。初めてのことだらけでしたが、右肩上がりでよくなっていったし、レース1で勝つこともできて、手応えを感じた一年でした。やはりタイヤのマネージメントは難しいカテゴリーでした。でも、それもレースごとによくなっていって、しっかりできるようになった。手応えは感じられました。F2は練習時間が短いですし、毎周プッシュできるクルマでもない。難しいカテゴリーでしたけど、つかんだものは少なくありません。ドライバーとしてすごく成長できたシーズンでした」
カテゴリー: F1 / FIA F2