FIA-F2 開幕戦 オーストリア大会 レース1:角田裕毅は18位完走
2020年FIA-F2裕毅権に、Hondaの育成活動であるフォーミュラドリームプロジェクトの一環として、角田裕毅がCarlinからエントリーする。角田裕毅は2019年にFIA-F3裕毅権にフルエントリーし、シリーズランキング9位。今シーズンからF2にステップアップして、ランキング上位を目指す。

世界的な新型コロナウイルスの蔓延によって、シーズン開幕が大幅に遅れたF1にともない、F2もF1同様にオーストリアのレッドブル・リンクで開幕を迎えた。

7月4日土曜日、シーズン幕開けとなるレース1が行われた。予選12番手からスタートした角田裕毅は、スタート直後の第1コーナーと第3コーナーでほかのマシンと接触。マシンにダメージを受けてピットインを余儀なくされた。マシンを修復してレースに復帰したが、周回遅れとなり最後尾からの苦しい展開になる。その後角田裕毅は、ペースを上げながらF2初戦のレースを走りきり、18位完走を果たした。

角田裕毅(18位)
「スタートはよくも悪くもなく、ポジションをキープして1コーナーに入れました。1コーナーで行き場をなくして軽く他車と接触し、その影響からか3コーナーのブレーキングで違和感を持ち、止まりきれずにチームメートに当たってしまいました。燃料を積んでいるので重いことは分かっていましたが、それとは違う違和感だったので、その原因は確認します。フロントタイヤとノーズにダメージを受け、ピットインして交換し大きくポジションを落としてしまいましたが、その後はレースペースもよく、レースを最後まで走りきれたことはポジティブに捉えています。レース2では1周目にぶつからないように慎重にいきますが、攻めるところは積極的に攻めていきたいと思います」

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カテゴリー: F1 / FIA F2 / 角田裕毅