ジャン・アレジ、息子のF2活動費のためにフェラーリF40を売却 / F1関連
元F1ドライバーのジャン・アレジは、息子ジュリアーノ・アレジのF2活動費を捻出するために所有していたフェラーリ F40を売却したことを明かし、コスト削減策が講じられていないジュニアカテゴリーを批判した。

ジュリカーノ・アレジは、昨年トライデントでF2デビューを果たし、ベストフィニッシュは5位でランキング15位でシーズンを終了。今年はアーデンのエントリーを引き継いだHWAからの参戦が決定ている。

F1は、オーストリア、ハンガリー、イギリス、スペイン、ベルギー、イタリアでの序盤8戦のカレンダーを発表。F2もサポートレースとして8戦が開催される。

ジャン・アレジは、F1のような予算上限がF2に導入されないことに非常に批判的だ。

フェラーリF40は中古車市場で約100万ユーロ(約1億2000万円)の価値があるが、F2の予算は180万ユーロ(約2億2000万円)にも上ることがある。

「まず、今年のF2は、すべてのレースがF1と一緒に行われるため悪夢になるだろう」とジャン・アレジは Sky Sports F1 に語った。

「我々は予算上限について話をしているが、F2については何もなかった。彼らは料金をまったく変更していない」

「だから、多くのドライバーがシーズンを終えられないだろうと思うし、F2とF3ドライバーにとって悲惨なシーズンになるだろう」

「私はこの大混乱の中で何かが変化し、お金の面だけでなく、生活面でも大きな投資をするドライバーに機会を与えてくれることを願っている。彼らはレーサーになることが夢なので、学校を休み、大学を休んでいる。だが、誰も彼らの世話をしていない」

「私は元F1ドライバーなので、とても悲しい。私にはコネクションがあるが、F2でレースする息子の予算を捻出するためにフェラーリF40を販売する必要があった」

「なぜか? スポンサーを見つけることはほぼ不可能だからだ。その間、目の前にはツールの価格しかない。高すぎるが、誰もそれを変更することを望んでいない。永遠にとどまることはできないだろう」

ジャン・ジャンは、1991~1995年にフェラーリのF1ドライバーを務めた後、契約の一部としてフェラーリF40を与えられた。ティレルでの2シーズン後にフェラーリに移籍したジャン・アレジは1995年のカナダGPで優勝している。

「家族の中で、私たちは情熱を持って物事を行っている。ガレージにフェラーリF40を置いておくことと、息子のレースを見ることは比較にならない」

「私が彼がレースをしているのを見ることの方を好む。今、F40を運転するには私は年を取りすぎている(笑)」

フェラーリ F40は、1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作したリアミッドシップ・後輪駆動の2人乗りスポーツカー。公称最高速度は324km/hであり、発売当時は世界最速の市販車だった。

フェラーリ F40

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カテゴリー: F1 / F2