ドリアン・ピン F1アカデミー王者獲得 ラスベガス最終戦5位でタイトル決定

母国レースとなったクロエ・チェンバースはポール・トゥ・ウィンを達成。今季2勝目を挙げ、F1アカデミーでの2年間を完璧な形で締めくくった。
チェンバースが母国で完勝 ピンは計算通りの5位で王座確定
レースは序盤こそ上位陣に順位変動はなかったものの、中団ではオーバーテイクの応酬が続く展開となった。ジョアン・シコンテとワイルドカードのペイトン・ウェスコットが接触してストップしたことで、セーフティカーが導入される。
再スタートを完璧に決めたチェンバースが首位を維持する一方、アルバ・ラーセンはピンとウェウグの両方に抜かれ5番手に後退。ここからタイトル争いは一気に激化した。
フェラーリ育成のウェウグは外側から果敢に仕掛け3番手に浮上し、続けてレッドブル・レーシング支援のアリーシャ・パルモウスキーにも挑戦。ウェウグはいったん前に出たものの、パルモウスキーが再逆転して2番手を死守した。
白熱の2番手争いの裏で ピンは冷静に5位完走
ウェウグとパルモウスキーの激しいバトルにより、ピンとラーセンにもチャンスが到来。終盤にラーセンがピンをかわして4位に浮上したが、ピンは必要ポイントを確実に確保する5位をキープした。
6位にはマクラーレン育成のエラ・ロイドが続き、ニナ・ガーデマン、ティナ・ハウスマン、ラファエラ・フェレイラ、アウレリア・ノベルスがトップ10入りを果たしてシーズンを締めくくった。
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