F1 エステバン・オコン マックス・フェルスタッペン
エステバン・オコンが2020年にルノーからF1復帰することが決定し、1年前のマックス・フェルスタッペンとの一件が再び脚光を浴びている。

ルノーF1チームは、8月29日(木)に2020年にニコ・ヒュルケンベルグに代えてエステバン・オコンを起用することを発表。昨シーズンにフォース・インディアのシートを喪失したオコンだが、1年ぶりにF1グリッドに帰ってくることになった。

そこで再び注目を集めているのが、2018年のF1ブラジルGPでの出来事。優勝にむけて首位を走行していたマックス・フェルスタッペンだったが、周回遅れのエステバン・オコンを抜く際にオコンが抵抗したことで接触。フェルスタッペンは優勝のチャンスを潰されるカタチとなった。

マックス・フェルスタッペンは、エステバン・オコンを“大馬鹿野郎”だと批判して怒りを露わにし、レース後、FIAガレージでオコンと居合わせたフェルスタッペンは、オコンを何度も突き飛ばした。

エステバン・オコンは「彼が計測にやってきたときの振る舞いには本当に驚いたよ」とコメント。

「FIAは彼の暴力行為を止めなければならなかった。彼は僕を突き飛ばして、殴りたいと思っていた。プロフェッショナルとは言えない」

それについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「彼に尋ねに行ったけど、彼は馬鹿げた答えをしてきた」とコメント。

「感情的になっているときはそうなるときもあるけど、僕はレーサーでもある。最終的に何も起こらなかった。彼にどんな問題があったのかは僕にはわからない。馬鹿げたリスクだ。もちろん、自分で周回を取り戻すことは許されない。でも、あんなことがどうして起こったのか本当に奇妙だ。彼が悪いことはペナルティが十分に物語っていると思うし、僕からはあまりコメントすることはない」

2020年のF1グリッドでは二人の因縁の対決が再熱するかもしれない。



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