エステバン・グティエレス
エステバン・グティエレスは、今週末シャシーを交換することになったダメージが、開幕戦でフェルナンド・アロンソとの接触後にクレーンで回収される際に負ったものだったことを明かした。

F1オーストラリアGPのレース中、フェルナンド・アロンソがエステバン・グティエレスに接触して、赤旗の原因となる大クラッシュとなった。

その事故で肋骨を骨折したフェルナンド・アロンソは、今週末のF1バーレーンGPを欠場することになった。

一方、エステバン・グティエレスのハースのF1マシンが最も大きなダメージを負ったのは、コースから回収される際だったという。

「リアとフロアに少しダメージはあった。でも、シャシーが壊れたのはクレーンのせいだ。ひびが入ってしまったん。理想的ではない。ここでは新しいシャシーを使う。大きな違いはないけどね」

エステバン・グティエレスは、事故の直前にマシンがパワーを失っていたのではないかとの推測を否定した。

「エンジンがパワーを失っていたとの噂があるらしいけど、それは事実ではない。あの瞬間は何も起きていない。パワーが失われるようなことはなかった。映像も確認したし、とてもはっきりしている」

「僕はレースをしていた。もちろん、フェルナンドもそうだった。事故は判断ミスによって起きたものだ。幸い健康面に影響はなかったけど、リザルトには大きな影響があった。レース序盤は少し問題があって、エンジンで20秒ほど失っていたけど、あの時はレースで良いリズムを掴んでいた。一度は後退しなければならなかったけど、そのあとはまた取り返していた」

ハースのチーム代表のギュンター・シュタイナーは、今週末にエステバン・グティエレスが使うシャシーはすでに使用したことがあるものだと述べている。

「このシャシーはすでにテストで使用したもので、スペアのシャシーだ。メルボルンでダメージを負ったものは昨日戻ってきたところだ。修理のためにオーストラリアからイギリスに送らなければならず、そこからここへ届けられた」

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カテゴリー: F1 / エステバン・グティエレス / ハースF1チーム