F1アゼルバイジャンGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

11番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「今日は良いペースがあった。辛抱強く、適切なタイミングでラップタイムを出しにいくのを待っていた。残念ながら、Q2のベストラップで少しリスクを取りすぎて、ターン15でロックアップしてしまった」

「大きなフラットスポットが出来てしまったけど、続行できたのはラッキーだった。でも、コンマ4秒は失ったかもしれない。それがQ3に進むあと1つのポジションを犠牲にした理由だ。トリッキーなコーナーだし、ダウンヒルでバンピーで風向きも変わる。Q3に楽に進めるペースがあっただけにがっかりしている。その後は赤旗によって挽回する機会はなかった。いずれにしろ、僕たちはポイントのすぐ外からのスタートだ。良いリズムがあるし、良いレースペースがあるので、レースでは改善できると思う」

12番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「明らかに僕たちのセッションではなかった。Q1はうまくいったけど、Q2は多くのインシデントがあった。最初の走行ではターン3で邪魔されてウオールにヒットしたし、2回目の走行では赤旗が出て、再び走ることができなかった。マシンはトップ10を十分に狙える可能性があるように見えたので少しフラストレーションを感じているし、明日はそれを結果に変えたい。僕たちのペースがあれば多くのことが可能だ。いつもクレイジーなレースになるし、楽しみにしている」

13番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「当然、あのようにセッションを終わらせたくはなかった。このトラックは噛みつかれる可能性があるのは確かあるし、実際にそうなってしまった。クラッシュは決して良い気分ではないし、仕事をしなければならなくなったクルーに申し訳なく思う。でも、ストリートサーキットで限界を見つけようとしているときに起こったことで、僕たちは今日をまだポジティブに捉えることができる。僕たちはマシンからもっと多くを引き出し、理解することにおいて良い進歩を果たしている。でも、すべてをまとめるのがまだ難しいことはわかっている。僕たちは仕事を続けているし、明日は長いレースだ。多くのことを起こるだろうし、予選で目にしたようにちょっとしたカオになるかもしれない。今日のようなトラブルは避けて、明日に関しては前進して、それをやり遂げることができることを願っている。タイヤを自由に選べるので、どうすればチャンスを作り出せるか見てみるつもりだ。すべてがまだオープンだし、ミスから学んで、ここから進歩していく」

14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「Q1でのすべての赤旗によってユーズドのタイヤしか残っていなかったけど、良いラップタイムを刻めたし、Q2の最後の赤旗がなかればさらにもっと良いラップタイムを出せたかもしれない。良いラップだったし、トウも得られていたと思うので、Q3に進出できたと思う。多くの中断があって難しい予選だったけど、何ができるか見てみよう。僕たちはラップを重ねるごとに速くなっているように思えたし、週末のどの時点よりもマシンの感触は良かったので、正しい方向に進んでいると感じている。もちろん、改善が必要なことはまだあるけど、予選でのフィーリングは良くなっている。明日は何が起こるか分からない。スタートで問題を避けて、このレースから何を得ることができるか見極める必要がある」

15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「まず、メカニックたちが素晴らしい仕事をしてくれた。パワーユニット一式を交換して、すべてを仕上げたことに関して記録的なタイムだったに違いない!彼らに心から感謝している。その後、僕たちは大事なときに結果を出したし、Q2に進出できたことに本当に満足している。あれが今日のほぼ最大限だった。僕たちは他の人のミスを生かすことができたし、全体的なパフォーマスに満足している。明日は本当に面白いレースになるだろう。少しアクションがあって、それを最大限に生かせることを願っている」

16番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「僕にとっては1周目がタイヤのピークだったように感じたし、そこで最速タイムを刻んだ。残念ながら、赤旗と黄旗が出たタイミングは不運だったと思う。予選で持っているタイヤを3セット使ったけど、実際には代表的なプッシュラップは1回しかできなかった。この種のサーキットではフラッグが出るようなことが起こる可能性が高いことは分かっているけど、それらがいつ出るかは分からないし、残念ながら、僕たちは適切なタイミングで適切な場所にいられなかった。全体的に僕たちにはもっと速く走ってQ2に進出できるペースがあったと思うのでちょっとがっかりしているけど、ここはいつもチャンスが訪れるので、それを生かせることを願っている」

17番手:ミック・シューマッハ(ハース)
「多くの赤旗があり、たくさんのことが起こった。路面コンデョションがかなり変わっていて、それは予想されていたことだけど、その一方で僕にとっては予想外だった。僕たちはそれなりに自分たちが意図した位置にマシンを置くことができたけど、残念なことに最後のセットでターン5でミスをしてしまい、ラップタイムを失ってしまった。全体的に僕たちは自分たちが持っているものを最大限に活用できたと思うし、あとは明日のレース次第だ。予選では多くのアクションが見られたし、そのアクションは明日のレースでも見られると思う」

18番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
「正直、F1に参戦して以来、自分の仕事に最も失望している。週末を通して僕のチーム、そして、僕自身のペースは強かった。タイヤがその1周しかないというときにクイックラップでミスをするのは本当に腹立たしい。残念だけど、ただラップを終わらせるという考え方はできない。やっぱり、追加のコンマ1秒を争っているわけだし、それがポールかどうあの違いを生むからね。もちろん、僕たちはかなり離されているけど、それでも僕は101%を尽くしているし、今日はやりすぎてしまった。とても落胆している」

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「僕たちが強そうに見えたときにこのようなミスをしてしまって悔しい。コーナーの真ん中でロックアップしてしまった。あのようなターンでそれが起こるとリカバーするのがとても難しい。チームに謝罪する。今日の僕たちは良い結果を出せた。少なくともここはモナコではないでまだリカバーできるし、特に今日のようなペースがあれば良いレースができるはずだ。僕たちはQ2に進出するスピードがあったし、Q3さえ可能だったかもしれないので、諦めるつもりはない。ここバクーでは何が起こるかわからないし、チャンスを掴む準備はできている」

ランス・ストロール(アストンマーティン)
「僕のミスだし、チームに謝罪したい。週末ずっと目にしてきたようにターン15はチャレンジングなコーナーだ。オフキャンバーで右に寄っていく。つまり、ブレーキング中に右フロントタイヤがロックアップしやすい。今日のような追い風があるとミスをしてしまうことがある。コーナーの進入で熱くなりすぎていた。ロックしてしまったときにはすでにコミットしていた。当然、自分自身にフラストレーションを感じているけど、明日挽回することにフォーカスを当てている。バクーはオーバーテイクが可能なのでレースではできる限り順位を上げていきたい」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1アゼルバイジャンGP