2021年 F1モナコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)
2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの決勝で11位~DNS(Did Not Start)だったドライバーのコメント。

予選でのクラッシュからペナルティなしでマシンを修復してポールポジションからスタートする予定だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)だったが、レコノサンスラップでドライブシャフトが故障。修復することができず出走を断念した。また、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はピットストップでタイヤが外れないトラブルが発生してレースをリタイアした。

11位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「今日は僕にとってそこまで忙しい午後ではなかった。いくつかポジションを上げたけど、それ以外はあまり多くのことは起こらなかった。ここはだいたいそんな感じだ。良いペースを見せられたし、今後のレースで役立つだろうけど、ここモナコではいくらペースアドバンテージが大きくても抜くのはとても難しい。仕方ないことだけど、チームがシーズン初ポイントを獲得できたことを嬉しく思う」

12位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「残念ながら、僕にとって忘れてしまいたい週末だった。昨日の難しい予選セッションの後、トリッキーなレースになることは分かっていた。その通りになった。ミディアムでのスタートで少し苦労んだし、それが僕たちのレースをほぼ決定した。ハードでの第2スティントは有望だったし、実際にラップタイムも改善し始めたけど、ここは抜くのがいかに難しいかを考えれば、すでに僕にできることはあまりなかった。再びバクーで行く前に、何が起こったのかを理解し、少し離れてスイッチを切る必要があるかもしれない。良い面としては、ランドとチームにとって素晴らしい結果だった。みんなを祝福したい。クルマにはペースがあることを示しているし、ロックを解除できるように作業をしなければならにあ。それは時間とマイレージを重ねることでやってくるはずだ」

13位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「ポイントが取れなかったので残念な週末だった。チームとしてこのレースにもっと多くを期待していた。最初のラップでリスクを冒して2台をオーバーテイクし、17番手スタートから13位でフィニッシュしたので、僕のレースはそれほど悪くはなかった。第2スティントはソフトでかなり長く走ったけど、かなりうまく機能してしていたと思う。レースには満足しているけど、モナコであんなに後ろからスタートするのは常に難しいし、バクーにむけて改善する必要がある」

14位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「かなり単調なレースだったし、クルマのペースを考えれば、僕たちに相応しい位置でのフィニッシュだと思う。それほどエキサイティングなことのなく波乱のないレースだったけど、時にモナコはそういうものだ。期待していたほどのパフォーマンスは良くなかったけど、それで結果が変わったわけではない。それでも、このマシンをモナコのストリートを何周も全開で走らせるのは楽しかった。次のバクーでもプッシュし続ける」

15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「とてもトリッキーなレースだった。これまでのF1で最もトリッキーだったかもしれない。でも、うまくやれたと思う。燃料が多かろうが少なかろうが、低速コーナーやバンプであっても、僕たちのクルマはこのサーキットに合っていないのは間違いない。タイヤを管理するのがとても難しかったけど、できるだけの最適にケアはできたと思う。レース中、ジョージよりも良いペースで走れたこともあったけど、最終的にはポイントを獲得できるポジションまでには至らなかった。モナコ特有の混乱はなかったけど、時にはそういうこともある」

16位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「16番手からのスタートで、簡単にいかないのは分かっていました。1周目は周りのマシンと比べてグリップに苦しみ、いくつか順位を落としてしまいました。その後はいいペースはあったものの、前のマシンの後方に留まり、前へ出られませんでした。僕の一番の課題は予選のパフォーマンスをどうやって上げていくかです。ポイント獲得を果たせるように、次のレースへ向けて懸命に取り組んでいきます」

17位:ニキータ・マゼピン(ハース)
「とても奮闘したレースだった。シングルシーターのレースを始めて以来、こんなに集中力が求められたことはない。僕たちは最も遅いチームのひとつだけど、このサーキットでは全てがあっという間だ。ターン14を通過したとき一瞬ウオールに触れた気がした。昨日、シャルル(ルクレール)が当たったところだ。まったくミスする余地がなかった。マシンを速く走るのがかなり難しかったけど、バルセロナからチームは良い進化を遂げているし、とてもポジティブな状況だ」

18位:ミック・シューマッハ(ハース)
「数周で小さな問題が発生して、残念ながら前の人たちに対して多くのタイムを失った。事前に修正できなかったので、ニキータ(マゼピン)に譲らなければならなかった。その後はペースはかなり良かったし、ミッドフィールドのペースにかなり近づいたと感じられたのは良かったし、ニキータに追いついた。順位の入れ替えをしなかったけど問題はない。そこは理解できる。後ろにかなり多くのクルマがいたし、ブルーフラッグも出ていた。全体的に今週末多くのことを学んだ。ポジティブなこともネガティブなこともあったけど、僕たちは経験して、学んでいくんだと思う。もうバクーを楽しみにしている」

DNF:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「ピットストップのときにマシンに座っていて、遅いことが分かった。サインツが抜いていって、次にノリスが抜いくと計算していたけど、それが30秒になったときには信じられなかった。もちろん、とても残念だけど、二度と起こらないように学ばなければいけない。僕にとってもチームにとっても不運だった。チームとして今後ピットストップを改善することが優先事項になるだろう。今年はピットストップが最強のポイントではない。誰のせいでもないし、チームとしてもっと良くしていかなければならない。15周目から20周目までは、マックスとの良いマージンだったけど、マックスがペースを上げはじめると、僕の左フロントが彼よりも先に駄目になり始めてしまい、少しずつ遅れていった。ピットストップしたときにはギャップがあったので、おそらく懸命に戦ったとしても優勝争いは難しかったと思う。でも、今日は2位は可能だったはずだ。火曜日にレースを詳細に分析するミーティンギウがあるので、僕が改善できること、僕たちが改善できることを理解して、次のバクーに向けた準備を進める」

DNS:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日はタフな一日だった。チーム全体のために本当にそう感じている。予選での出来事の後、メカニックは素晴らしい仕事をしてくれて、レースに僕おw戻すために本当に全力を尽くしてくれた。ついにここで勝利を争えることを本当に楽しみにしていたけど、残念ながら、その運命ではなかった。レースをスタートできないことを受け入れるのは難しかった。ホームだからなおさらね。何か問題があることに気付いたとき、マシンの中で感情的になってしまった。正確に何が問題だったのかについてはまだ調査する必要がある。全体的に見てれば、良い週末でした。カルロスは力かったし、一貫していた。スクーデリア・フェラーリで初の表彰台を獲得してくれた彼とチーム全体のためにうれしく思う。2020年の困難な年を経て、この結果はトラックとマラネロののホームの両方で働くすべての人に大きな報酬だし、チームは本当にそれに値する」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1モナコGP