2021年 F1モナコGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

11番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「今日は非常に僅差だったし、11番手スタートはそれほど悪くはない。現状では僕たちが達成できたベストな結果かもしれない。自分のラップには満足していたし、モナコで予選を走るのはいつも楽しい」

「僕たちには過去数戦のような速さがなかったけど、分析するべきことがあるし、それは間違いなく今後の助けになるはずだ。明日は良いスターティングポジションにいる。パーフェクトとは言えないけど、タイヤを自由に選ぶことができる。ポイント圏から1つ後ろなだけだし、レースでアタックする準備はできている」

12番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「現時点ではフラストレーションというよりも困惑している。それが僕が感じている感情だ。少し雑多なラップだったのは確かだし、コンマ数秒はそれで説明がつくかもしれない。木曜日からある程度の進歩を果たしていたし、それは予選の走行ごとに続いていた。Q2の終盤に計量のために止まらなければならず、使いたかったタイヤを使えなかった。それで最後のアタックでは少し後手に回ってしまった。通常はペースが少し遅れているときはそれを感じられるけど、それがなかったし、このサーキットの走り方を忘れてしまった感じでもない。このクルマの最大限を引き出すために必要なドライビングスタイルにまだ完全に慣れていないし、ここモナコではそれも大きく影響しているかもしれない。でも、何に取り組む必要があるかは分っているし、明日のレースもプッシュし続ける」

13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「トリッキーなセッションだった。マシンのバランスがよくなかったし、ラップを繋ぐことができなかった。ベストラップでもランド(ノリス)の後ろでトラフィックに引っかかってタイムを失ってしまったし、それも助けにならなかった。ここは予選がとても重要だし、理想的な結果ではないけど、明日何ができるか見ていく。良いスタートを切ることができれば、ある程度は順位を上げられるかもしれない。セバスチャンはQ3に駒を進めることができたし、それは僕たちがすべてをまとめればポイント争いに絡めることを示していると思う」

14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「午前中の方がタイヤに自信を持っていたけど、マシンの感触は問題なかった。でも、特にここではそのようなフィーリングは簡単に失われてしまうし、そういった小さなことがラップタイヤで大きな差をもたらす。そこまで酷かったとは思っていないけど、とにかく重要なラップで十分に速くなかった。もちろん、次にもっと高いグリッドを望むことだけど、明日はそれを最大限に活用する必要がある。何が起こるか分からないので、少し運に恵まれることを願っている。最初の数コーナーで生き残って、自分たちのレースをする必要がある」

15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「今日はあれが最大だったし、Q1ラップは素晴らしかったと思う。ここで良いラップを刻めるのはとにかく爽快だ。簡単なではないからね。プラクティスでは非常に難しかったし、マシンに自信をつけるのに苦労していたけど、予選で状況がまとまったように思う。僕たちのマシンが低速コーナーにあまり適していないことは分かっていたし、アルファロメオが速いかもしれないことも分かっていた。アルファタウリとアルピーヌをアウトクオリファイして15番手を獲得することは僕たちにできるベストだ。ここは面白いレースだ。多くのことが起こり得る難しいストリートサーキットだ。明日はピットにいる全員で勝負するつもりだし、何が起こるか見てみよう」

16番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「ここまでモナコでの走行経験がないこともあり、今週末はとてもチャレンジングになっていますが、予選でのラップはよかったと思うので、Q2進出を果たせなかったのは不運でした。3回のアタックラップを走る予定が、セッション中に(車検で)重量計測を行わねばならなかったことでプランが狂い、2回に終わってしまいましたし、ベストラップでもセクター2ではトラフィックに遭ってしまいました。すべてのデータを分析して、ピエールと比較して僕はどこが弱いのかを確認しなければなりません。そして、彼とともにQ3で戦えるように改善できればと思います。僕らはレースごとに進歩を見せられていると思いますし、マシンのパフォーマンスには満足しています」

17番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「トリッキーなセッションだった。ここの予選はクリアなスペースを見つけようとするので、いつも少し雑多になってしまう。でも、それがQ1落ちの原因だとは思っていない。僕たちは週末全体でパフォーマンスを見つけられなかった。パッケージからはもっと多くを期待していた。このモナコで後方からのスタートではかなり難しくなってしまうけど、このレースでは何が起きるか分からない」

18番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「まず、FP3でのクラッシュの後、僕を戻してくれたチームに心から感謝している。クラッシュは起こってしまったけど、必要なリファレンスはすべて入手していたので、予選への自信が欠けることはなかった。今日はかなり涼しいコンディションだったし、ソフトタイヤを適切なウインドウに入れることに苦労した。バランスも木曜日ほど良くなかった。Q2にもう少し近づきたかったし、今日はもっと多くのポテンシャルがあったと感じているけど、それでも今年これまでで最もエキサイティングなラップのひとつだった」

19番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
「セッションの様々な時点で僕たちはかなり強いように思えたけど、予選でライバルが最も多くを引き出すことができたのには初めての週末ではないので、少しフラストレーションを感じている。僕たちにとってFP3は明らかにとてもうまくいっていたので、再びその罠に陥らないように警戒していた。僕たちは週末を通して一貫性して良い仕事がしていることは分かっていたけど、本当に必要なときにあまり利用できていないように思う。チームの全員がマシンから引き出すために最善を尽くしてくれているのは分かっているし、自分たちがどこに立っているのかも分かっている。今日は全員が素晴らしい仕事をしたと思う。ここモナコでの予選はとにかくとてもエキサイティングだ。ここで走るのを本当に楽しんでいるし、雰囲気全体がとてもクールだ」

欠場:ミック・シューマッハ(ハース)
「マシンのフィーリングはとても良かったし、今でもとてもいい感じだ。FP3を振り返れば、最初のプッシュラップはとても競争力があったし、僕たちはアルピーヌやウィリアムズのすぐ近くにいた。それは非常に良いことだと思う。通常、これらのタイヤで2周目や3周目に改善することはできない。何が起こったのかわからないけど、僕たちは間違いなくアロンソやラティフィと戦っていたし、それができていたはずだ。全体的にとにかくマシンをプッシュしすぎた。率直にいえば、それだけだし、チームに非常に申し訳なく思う。予選を逃してセッション全体を失ってしまった。とても残念だけど、落ち込んではいられない。僕たちは20番手からスタートするし、オーバーテイクできる人がまだたくさんいる。ここはスペシャルなトラック、スペシャルな会場なので、エキサイティングなレースになることを願っている。僕たちが興奮をレースにもたらすことができれば素晴らしいと思う。自分たちのポテンシャルとスピードを示すことができ、素晴らしい追い抜きができれば、それも素晴らしいことだ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1モナコGP