2021年 F1スペインGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。
優勝はルイス・ハミルトン(メルセデス)。スタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にリードを許すが、2ストップ戦略を成功させ、残り7周で逆転。今季3勝目、通算98勝目を挙げて、100回目のポールポジションを獲得したレースに花を添えた。
優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「なんて日だ! 今週末もチーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたし、ここにファンが戻ってきたのを見れたのもとてもうれしい。観客のなかにイギリスの旗も見えたし、本当にそれが恋しかった! もう一度すべてをやり直せたような素晴らしい気分だし、すべてのトレーニングが明らかに成果を挙げているね! スタートは本当に紙一重だったし、グリッドの右側に多くのラバーが乗っていて、マックスは本当に良いスタートを切った。そこから仕留めに行ったし、レースのオーニングステージでは長い間マックスにかなり近づいていたので、汚れた空気の中でタイヤを長持ちさせることができないのではないかと心配だった。2回目のピットストップの後はかなり後ろにいるように感じた。マックスから20秒くらい離されていた。でも、チームによる本当に大胆な判断だったと思う。本当に葛藤していた。マックスがストップする前に動き出すことは挑戦のように感じたけど、チーム内にはその信頼があるし、素晴らしい判断だった」
2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「今日はできることをすべてトライした。スタートのターン1でリードを奪ったけど、メルセデスに対して少しペースが及ばなかった。もちろん勝ちたかったわけだけど、できることはすべてやった上でチャンスを最大限に活かせたので、それほど落胆してはいない。他の戦略も検討しましたし、2ストップ戦略で彼らよりも早くピットに入っていたとしても、彼らのほうが今日は速かったので、前ではフィニッシュできなかったと思う。自分の速さやマシンの限界は分かっていえうし、彼らの方は順位を失わずにピットインできる“フリーストップ”の状態だったので、異なる戦略を採りやすい状況だった。彼(ハミルトン選手)が2度目のピットインをしたときに、2019年のハンガリーのように新しいタイヤで僕に追いついてくるだろうと思った。できることはすべてやったけど、なす術なしの状態だったね。タイヤによるペースの違いから、ルイスは楽にパスしていったけど、僕は2位を確保してファステストラップもマークすることができた。今日は少し僕らにペースが足りなかったので、2位は最大の結果だ。彼らがなぜレースペースをここまで上げてくることができたのかを分析する必要がある」
3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「1周目のターン3でシャルル(ルクレール)にポジションを奪われたことで、レース前半が妥協を強いられてしまった。今日はもっと良い結果を期待していたけど、それで難しくなってしまった。全体的なペースはそこまで悪くなかった。もっと高い位置で終えられなかったのはちょっと残念だけど、少なくとも表彰台は履く得できた。3番手に甘んじること満足することは決してないし、僕は勝つためにここにいる。でも、チームにとっては良い一日だった。2週間後のモナコはユニークな挑戦だし、楽しみにしている」
4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「とても良いレースだった。良いスタートを切り、ターン3でアウトサイドに出たのがうまくいった。それ以降、僕たちは非常に競争力のあるレースができた。ソフトとミディアムの両方でペースは強力だった。それでも4位は僕たちに達成できる精一杯だった。でも、良い仕事をしているときにコックピットで感じることができる感覚を今日は感じることができたので本当に満足している。チームとして僕たちは本当に良い仕事をしたし、すべてが完璧に進んだ。昨年と比べて大きな進歩を目にしている。これはマラネロのファクトリーで懸命に仕事をしてくれている全員の功績だ。僕たちは非常にテクニカルなセクター3でかなり強かった。それがモナコに向けてポジティブな兆候であることを願っている。シーズンの初めから、僕たちは低速コーナーで強いように見えるので、そのままであることを祈っている。ホームレースを本当に楽しみにしている。あそこでグランドスタンドのファンを見るのは素晴らしいことだし、そこでも同じように競争力があることを願っている」
5位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「ここはオーバーテイクが簡単ではないので、タフなレースになった。1周目はいいラップで、いくつかポジションを上げたけど、その後はダニエル(リカルド)をパスするのにかなり時間を要してしまった。マクラーレンはストレートでかなり速く、オーバーテイクは大変だったけど、ターン1のアウト側から抜くことができた。自分がすべきことは分かっていたので、プッシュして戦略を機能させようとしたけど、タイヤのライフがあまり残っていなかったので、難しい状況だった。マシンに対する自信は増しているし、レースウイークを終えるごとに慣れていて、いつも“今からまたすぐにレースウイークが始まれば”と思うほどだ。それぞれサーキットは異なるので、ここで学んだことがモナコで必要になものとは異なるかもしれないけど、僕はまだ適応中で、もうすぐ100%の状態にできればと思っている。モナコが楽しみです。特に僕らのマシンがこれまでもかなり強かった場所なので、勝利のチャンスがあると思う」
6位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「良い週末だった。全体的にここまでで最高の週末だったと思うし、今日はマシンの最大限を引き出せたと感じている。ずっと防御していたけどね! スタートでいくつか順位を上げることができたけど、それらのマシンの方が少し速かったので、防御を余儀なくされた。ペースが速かったということだし、ずっとプッシュすることを余儀なくされた。おかげでマシンについてさらに多くのことを学ぶことができた。僕たちには明らかにポイントを争う競争力があるけど、あと少し追加のステップが必要だ。今日はフェラーリの方が僕たちよりも競争力があったし、もちろん、レッドブルが速いことはわかっている。まだやるべき仕事があることは分かっているけど、全体的にスムーズでうまく実行された週末だった。チームはピットストップで良い判断をしてくれたし、トップ6は可能な限りベストな結果だったと思う」
7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「正直、今日の7位にはあまり満足していない。スタートでの蹴り出しが悪かったし、1コーナーの後に囲まれていくつか順位を失ってしまった。でも、それ以降は非常に強力なペースがあった。今日のマシンはバランスが良く、タイヤとの相性も良かった。それでも僕たちはストレートでのスピードが少し欠けていて、オーバーテイクに苦労している。僕たちはそこに取り組む必要があるし、細部まで磨きをかけ続ける必要がある。今日、もっと強力なスタートが切れれれば、5位に入れた可能性があるからね。戦略はうまくいったし、スタッフは速いピットストップをまとめてくれた。良いチーム努力だったし、チャンピオンシップにポイントを加算してスペインを離れることができる。自分たちが完璧ではなかった場所を分析し、そこからプッシュしていかなければならない!」
8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「タフなレースだった! オーバーテイクが難しいので、実際、予想してはいたかどね。それでも、僕たちはやれることはすべて達成したと思う。順位表では望んでいたほど強力な結果ではないけど、今日はそれはそこまで重要ではないと思う。僕たちは一日を通してそれなりのペースがあったことが重要だ。このトラックの特性を考えれば、僕たちはできる限りのことをしたと思うし、8位とダブル入賞を成し遂げられたので、チームのために満足している」
9位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「今日はタフなレースだった。見直さなければならないことがいくつかある。レースでの僕たちはフェラーリやマクラーレンほど速くなかった。ポジティブなことは、去年ここで僕たちはポイントを獲得できなかったけど、今年は2ポイントを獲得できたことだ。予選を考えれば理想的ではないけど、受け入れて、次のレースに進みたい。僕たちはレースペースに関してやるべきことがたくさんあるし、いつものように自分たちを改善するために話し合うべきことがある。モナコでどのような走りができるか見てみるつもりだ。あの場所に戻れるのは素晴らしいことだ。良い結果を出すためにモチベーションを高めてあの場所に向かう」
10位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「今日は複雑な気分だ。レースでは追い上げを見せられたけど、最初の2戦と比べてペースは不足している点はフラストレーションがたまりる。また、グリッド位置をミスしてしまった自分にも腹が立っている。本当に余計なペナルティーで、自分のレースを厳しくしてしまった。それでも、いいバトルが展開できて、何台かをパスして10位に入れた。マシンポテンシャルがあるのは明らかなので、僕らはそれをラップ中の全コーナーで発揮させることができていない。モナコに向けて懸命に取り組んでいくし、ここから先の数戦でチームが前進を果たせると信じている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1スペインGP
優勝はルイス・ハミルトン(メルセデス)。スタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にリードを許すが、2ストップ戦略を成功させ、残り7周で逆転。今季3勝目、通算98勝目を挙げて、100回目のポールポジションを獲得したレースに花を添えた。
優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「なんて日だ! 今週末もチーム全体が素晴らしい仕事をしてくれたし、ここにファンが戻ってきたのを見れたのもとてもうれしい。観客のなかにイギリスの旗も見えたし、本当にそれが恋しかった! もう一度すべてをやり直せたような素晴らしい気分だし、すべてのトレーニングが明らかに成果を挙げているね! スタートは本当に紙一重だったし、グリッドの右側に多くのラバーが乗っていて、マックスは本当に良いスタートを切った。そこから仕留めに行ったし、レースのオーニングステージでは長い間マックスにかなり近づいていたので、汚れた空気の中でタイヤを長持ちさせることができないのではないかと心配だった。2回目のピットストップの後はかなり後ろにいるように感じた。マックスから20秒くらい離されていた。でも、チームによる本当に大胆な判断だったと思う。本当に葛藤していた。マックスがストップする前に動き出すことは挑戦のように感じたけど、チーム内にはその信頼があるし、素晴らしい判断だった」
2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「今日はできることをすべてトライした。スタートのターン1でリードを奪ったけど、メルセデスに対して少しペースが及ばなかった。もちろん勝ちたかったわけだけど、できることはすべてやった上でチャンスを最大限に活かせたので、それほど落胆してはいない。他の戦略も検討しましたし、2ストップ戦略で彼らよりも早くピットに入っていたとしても、彼らのほうが今日は速かったので、前ではフィニッシュできなかったと思う。自分の速さやマシンの限界は分かっていえうし、彼らの方は順位を失わずにピットインできる“フリーストップ”の状態だったので、異なる戦略を採りやすい状況だった。彼(ハミルトン選手)が2度目のピットインをしたときに、2019年のハンガリーのように新しいタイヤで僕に追いついてくるだろうと思った。できることはすべてやったけど、なす術なしの状態だったね。タイヤによるペースの違いから、ルイスは楽にパスしていったけど、僕は2位を確保してファステストラップもマークすることができた。今日は少し僕らにペースが足りなかったので、2位は最大の結果だ。彼らがなぜレースペースをここまで上げてくることができたのかを分析する必要がある」
3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「1周目のターン3でシャルル(ルクレール)にポジションを奪われたことで、レース前半が妥協を強いられてしまった。今日はもっと良い結果を期待していたけど、それで難しくなってしまった。全体的なペースはそこまで悪くなかった。もっと高い位置で終えられなかったのはちょっと残念だけど、少なくとも表彰台は履く得できた。3番手に甘んじること満足することは決してないし、僕は勝つためにここにいる。でも、チームにとっては良い一日だった。2週間後のモナコはユニークな挑戦だし、楽しみにしている」
4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「とても良いレースだった。良いスタートを切り、ターン3でアウトサイドに出たのがうまくいった。それ以降、僕たちは非常に競争力のあるレースができた。ソフトとミディアムの両方でペースは強力だった。それでも4位は僕たちに達成できる精一杯だった。でも、良い仕事をしているときにコックピットで感じることができる感覚を今日は感じることができたので本当に満足している。チームとして僕たちは本当に良い仕事をしたし、すべてが完璧に進んだ。昨年と比べて大きな進歩を目にしている。これはマラネロのファクトリーで懸命に仕事をしてくれている全員の功績だ。僕たちは非常にテクニカルなセクター3でかなり強かった。それがモナコに向けてポジティブな兆候であることを願っている。シーズンの初めから、僕たちは低速コーナーで強いように見えるので、そのままであることを祈っている。ホームレースを本当に楽しみにしている。あそこでグランドスタンドのファンを見るのは素晴らしいことだし、そこでも同じように競争力があることを願っている」
5位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「ここはオーバーテイクが簡単ではないので、タフなレースになった。1周目はいいラップで、いくつかポジションを上げたけど、その後はダニエル(リカルド)をパスするのにかなり時間を要してしまった。マクラーレンはストレートでかなり速く、オーバーテイクは大変だったけど、ターン1のアウト側から抜くことができた。自分がすべきことは分かっていたので、プッシュして戦略を機能させようとしたけど、タイヤのライフがあまり残っていなかったので、難しい状況だった。マシンに対する自信は増しているし、レースウイークを終えるごとに慣れていて、いつも“今からまたすぐにレースウイークが始まれば”と思うほどだ。それぞれサーキットは異なるので、ここで学んだことがモナコで必要になものとは異なるかもしれないけど、僕はまだ適応中で、もうすぐ100%の状態にできればと思っている。モナコが楽しみです。特に僕らのマシンがこれまでもかなり強かった場所なので、勝利のチャンスがあると思う」
6位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「良い週末だった。全体的にここまでで最高の週末だったと思うし、今日はマシンの最大限を引き出せたと感じている。ずっと防御していたけどね! スタートでいくつか順位を上げることができたけど、それらのマシンの方が少し速かったので、防御を余儀なくされた。ペースが速かったということだし、ずっとプッシュすることを余儀なくされた。おかげでマシンについてさらに多くのことを学ぶことができた。僕たちには明らかにポイントを争う競争力があるけど、あと少し追加のステップが必要だ。今日はフェラーリの方が僕たちよりも競争力があったし、もちろん、レッドブルが速いことはわかっている。まだやるべき仕事があることは分かっているけど、全体的にスムーズでうまく実行された週末だった。チームはピットストップで良い判断をしてくれたし、トップ6は可能な限りベストな結果だったと思う」
7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「正直、今日の7位にはあまり満足していない。スタートでの蹴り出しが悪かったし、1コーナーの後に囲まれていくつか順位を失ってしまった。でも、それ以降は非常に強力なペースがあった。今日のマシンはバランスが良く、タイヤとの相性も良かった。それでも僕たちはストレートでのスピードが少し欠けていて、オーバーテイクに苦労している。僕たちはそこに取り組む必要があるし、細部まで磨きをかけ続ける必要がある。今日、もっと強力なスタートが切れれれば、5位に入れた可能性があるからね。戦略はうまくいったし、スタッフは速いピットストップをまとめてくれた。良いチーム努力だったし、チャンピオンシップにポイントを加算してスペインを離れることができる。自分たちが完璧ではなかった場所を分析し、そこからプッシュしていかなければならない!」
8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「タフなレースだった! オーバーテイクが難しいので、実際、予想してはいたかどね。それでも、僕たちはやれることはすべて達成したと思う。順位表では望んでいたほど強力な結果ではないけど、今日はそれはそこまで重要ではないと思う。僕たちは一日を通してそれなりのペースがあったことが重要だ。このトラックの特性を考えれば、僕たちはできる限りのことをしたと思うし、8位とダブル入賞を成し遂げられたので、チームのために満足している」
9位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「今日はタフなレースだった。見直さなければならないことがいくつかある。レースでの僕たちはフェラーリやマクラーレンほど速くなかった。ポジティブなことは、去年ここで僕たちはポイントを獲得できなかったけど、今年は2ポイントを獲得できたことだ。予選を考えれば理想的ではないけど、受け入れて、次のレースに進みたい。僕たちはレースペースに関してやるべきことがたくさんあるし、いつものように自分たちを改善するために話し合うべきことがある。モナコでどのような走りができるか見てみるつもりだ。あの場所に戻れるのは素晴らしいことだ。良い結果を出すためにモチベーションを高めてあの場所に向かう」
10位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「今日は複雑な気分だ。レースでは追い上げを見せられたけど、最初の2戦と比べてペースは不足している点はフラストレーションがたまりる。また、グリッド位置をミスしてしまった自分にも腹が立っている。本当に余計なペナルティーで、自分のレースを厳しくしてしまった。それでも、いいバトルが展開できて、何台かをパスして10位に入れた。マシンポテンシャルがあるのは明らかなので、僕らはそれをラップ中の全コーナーで発揮させることができていない。モナコに向けて懸命に取り組んでいくし、ここから先の数戦でチームが前進を果たせると信じている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1スペインGP