2021年 F1バーレーンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。
ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。2番手の王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.388秒差をつけて記念すべき2021年最初のポールポジションを獲得した。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「ポールポジションを獲得できて素晴らしい気分だし、こうやってシーズンのスタートを切れるのは初めてだ。アブダビでの勝利の後、チームは全員が士気高く、本当にハードに取り組んでくれた。この先も同じようにいくかは分かりらないけど、現場とファクトリーのみんなが最高の仕事をして、僕にこのマシンをもたらしてくれた。彼らのことを誇りに思う。そして、ホンダもこれまでと同様にこのオフシーズンも懸命に働いてくれた。彼らはいつも全力を尽くし、僕らと同様に勝利を望んでいる。彼らと仕事をするのがとても楽しいですし、情熱にあふれているところが好きです。彼らの取り組みは素晴らしかったので、今日の結果はホンダの功績によるところが大きい。テストを終えても、自分たちの立ち位置を計るのは難しかったし、予選でどうなるのか、全く分かりらなかった。でも、今日のQ3のようなラップができて、マシンの感触がよければうれしいものだ。明日きちんと結果を出さなければならないけど、いいスタートが決められれば、いい仕事ができる自信はある」
2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「マックス(フェルスタッペン)は素晴らしいラップをしたと思うし、ほぼ0.4秒は大きなギャップなので、僕たちにはやるべきことがあるということだね! Q1とQ2ではマシンのフィーリングは良かった。ギリギリまで正しいセットアップを見つけようとしていたし、いい感じだった。ただ、最後にそこからさらに引き出すことができなかった。それでもエキサイティングだった。みんなのことを心から誇りに思っている。僕たちはパッケージを理解するために先週から非常に懸命に作業してきた。いくらか前進を果たしたけど、マックスの最後のラップには敵わなかった。2番手にいることで僕たちは明日レッドブルにトラブルを引き起こせる立場にある」
3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「今日はテストよりははるかに良かった。予選を通して、どんどん快適に感じていった。少なくともテストよりはレッドブルに近づいている。明日、僕たちは2台で1台のレッドブルと戦える。Q1でタイヤを2セット使わなければならず、Q3のために新品が1セットしか残っていなかったことが不利に働いた。でも、このトラックで3番手からスタートすることは悪くはないし、楽しみにしている。レッドブルの方が安定しているように思う。特に風に対してね。僕たちはトップ3に2台のマシンがいるので、まだ間違いなく勝利を争うことができる」
4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕たちはもう予選ペースという点で自分たちがどの位置にいるかを知っている。嬉しいサプライズだ。この位置にいられるとは思っていなかった。でも、今日は地に足をつける必要がある。まだシーズン最初の予選だし、とても特殊なコンディションでの走行だ。昨年から僕たちが果たしたステップについてチームとして満足すべきだと思うし、ここまでグリッドを上昇できたことは素晴らしい気分だ。FP2とFP3では苦しんでいたけど、ドライングにかなりの労力を費やしたし、実際に予選ではかなり快適だった。自分の思い通りのラップができたと思う。明日に向けて自信を感じているけど、周りのマシンはレースペース的に非常に強いし、彼らはミディアムタイヤでスタートするので難しいレースになると思う。彼らを抑え続けるのは大変だと思う。また風もあるので簡単にはいかないだろう。でも、そこは誰にとっても同じだ」
5番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「今日の自分のパフォーマンスには心から満足している。このチームでの予選の最高成績の一つといえると思う(昨年のエミリア・ロマーニャGP予選4番手が最高)。今年最初のレースなので、今後のシーズンを見越して自分たちのポテンシャルを示すということが重要だったけど、うまくいったと思います。Q2でミディアムタイヤしか使わないというのは大きなリスクもはらんでいたけど、狙い通りにいったので、明日レースでこれがアドバンテージになればと思う。このスタート位置を最大限に活用していく。僕らにとっては間違いなく大きなチャンスなので、チームへ大量のポイントを持ち帰れるように全力を尽くす」
6番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「最初の予選がうまくいって、まずまずの結果を得ることができて心から安心している。テストの後、マシンをかなり快適に感じていたけど、おそらくロングランではもっと快適だった。どちらかといえば、土曜日はまだ改善が必要だと感じていたけどし、僕たちはまだそれをやっているところだけど、数週間前から確かに素晴らしい一歩を踏み出せたし、満足している。僕たちにはこれから構築するための優れたプラットフォームがある。自分にあまりプレッシャーをかけずに、チームとして僕たちがアプローチした方法に本当に満足している。昨日は少しペースが遅れていたけど、彼らは僕がそれを理解しようとしているのを見ることができたと思う。まだ宙返りやバク転はしたくはないけど、素晴らしいシーズンのスタートなのは確かだし、明日は大丈夫だと思う。周りにはマシンが混在しているので、楽しみにしている。ランドと一緒にチームのために多くのポイントを獲得して、今年をしっかりとスタートできることを願っている」
7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「全員がとても近くてトリッキーな予選だった。シーズン最初の予選なので、チームとして6位と7位にはかなり満足しているし、マシンがどこの位置にいるかを確認できる。明日に向けて良いポジションだ。週末を通して予選よりもレーストラックの方に少し焦点を合わせてきたので、明日は強くなることを期待している」
8番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「チームにとって非常にポジティブな一日だった。僕たちが満足できる位置だと思う。Q1ではマシンがオフになるという非常に大きなショックを受けたけど、幸いなことに、もう一度スタートしてピットたどり着くことができた。そこから挽回するのは決して簡単なことではなかったけど、Q2はとても強力だった。Q3の最後のアテンプトにはもちとん満足していない。頑張ったけど、マシンに関する知識がちょっと足りなかったかもしれないし、クイーンなラップをまとめることができなかった。仕方ないことだけどね。でも、全体的には満足している。セッションを通して改善していたし、良いペースがあった。細かなミスがあったので、マシンでの経験を積み続けて1発の自信をつけていきたい。来週、予選を深く分析する時間があるけど、今は明日のレースに焦点をフルに切り替えたい。チームとは初めてのレースを楽しみにしている。ポジションを上げて、できるだけ高い位置でフィニッシュするためにベストを尽くすつもりだ」
9番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日の予選セッションに満足しなければならない。今週末はどのプラクティスセッションでもマシンバランスに完全に自信が持てなかった。予選では気温がかなり低ってアタックできたし、マシンのフィーリングは少し良くなったと感じていた。軽い燃料、タイヤのピークパフォーマンスで、このようなマシンを再びドライブするのは本当にエキサイティングだ。F1の予選はいつだって素晴らしい経験だし、この感覚が恋しかった! 明日のプランはポイントを獲得するためにアタックすることだ。僕たちのスタート地点からいくつか順位を上げられるよう頑張るけど、ミディアムタイヤでスタートするライバルもいるので周りのマシンに注意しなければならない。接戦になるだろう」
10番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日はいい戦いができたし、コンマ1~2秒の違いでQ2敗退になってしまう展開で今年のミッドフィールドはさらに接近していることがはっきりした。AMR21のフィーリングはいいけど、改善を続けてQ3のトップエンドに返り咲くために、これからやるべきことがたくさんある。開幕戦はいつも予想が難しく、エキサイティングなレースになるから、明日が本当に楽しみだ。僕たちはトップ10からスタートする。いいスタートを決めて、しっかりタイヤを管理し戦略をきっちりやり遂げることができれば、明日は多くのポイントを狙えるだろう。今晩はここを離れて、集中し、クルマの理解を深め続ける必要がある」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1バーレーンGP
ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。2番手の王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.388秒差をつけて記念すべき2021年最初のポールポジションを獲得した。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「ポールポジションを獲得できて素晴らしい気分だし、こうやってシーズンのスタートを切れるのは初めてだ。アブダビでの勝利の後、チームは全員が士気高く、本当にハードに取り組んでくれた。この先も同じようにいくかは分かりらないけど、現場とファクトリーのみんなが最高の仕事をして、僕にこのマシンをもたらしてくれた。彼らのことを誇りに思う。そして、ホンダもこれまでと同様にこのオフシーズンも懸命に働いてくれた。彼らはいつも全力を尽くし、僕らと同様に勝利を望んでいる。彼らと仕事をするのがとても楽しいですし、情熱にあふれているところが好きです。彼らの取り組みは素晴らしかったので、今日の結果はホンダの功績によるところが大きい。テストを終えても、自分たちの立ち位置を計るのは難しかったし、予選でどうなるのか、全く分かりらなかった。でも、今日のQ3のようなラップができて、マシンの感触がよければうれしいものだ。明日きちんと結果を出さなければならないけど、いいスタートが決められれば、いい仕事ができる自信はある」
2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「マックス(フェルスタッペン)は素晴らしいラップをしたと思うし、ほぼ0.4秒は大きなギャップなので、僕たちにはやるべきことがあるということだね! Q1とQ2ではマシンのフィーリングは良かった。ギリギリまで正しいセットアップを見つけようとしていたし、いい感じだった。ただ、最後にそこからさらに引き出すことができなかった。それでもエキサイティングだった。みんなのことを心から誇りに思っている。僕たちはパッケージを理解するために先週から非常に懸命に作業してきた。いくらか前進を果たしたけど、マックスの最後のラップには敵わなかった。2番手にいることで僕たちは明日レッドブルにトラブルを引き起こせる立場にある」
3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「今日はテストよりははるかに良かった。予選を通して、どんどん快適に感じていった。少なくともテストよりはレッドブルに近づいている。明日、僕たちは2台で1台のレッドブルと戦える。Q1でタイヤを2セット使わなければならず、Q3のために新品が1セットしか残っていなかったことが不利に働いた。でも、このトラックで3番手からスタートすることは悪くはないし、楽しみにしている。レッドブルの方が安定しているように思う。特に風に対してね。僕たちはトップ3に2台のマシンがいるので、まだ間違いなく勝利を争うことができる」
4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕たちはもう予選ペースという点で自分たちがどの位置にいるかを知っている。嬉しいサプライズだ。この位置にいられるとは思っていなかった。でも、今日は地に足をつける必要がある。まだシーズン最初の予選だし、とても特殊なコンディションでの走行だ。昨年から僕たちが果たしたステップについてチームとして満足すべきだと思うし、ここまでグリッドを上昇できたことは素晴らしい気分だ。FP2とFP3では苦しんでいたけど、ドライングにかなりの労力を費やしたし、実際に予選ではかなり快適だった。自分の思い通りのラップができたと思う。明日に向けて自信を感じているけど、周りのマシンはレースペース的に非常に強いし、彼らはミディアムタイヤでスタートするので難しいレースになると思う。彼らを抑え続けるのは大変だと思う。また風もあるので簡単にはいかないだろう。でも、そこは誰にとっても同じだ」
5番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「今日の自分のパフォーマンスには心から満足している。このチームでの予選の最高成績の一つといえると思う(昨年のエミリア・ロマーニャGP予選4番手が最高)。今年最初のレースなので、今後のシーズンを見越して自分たちのポテンシャルを示すということが重要だったけど、うまくいったと思います。Q2でミディアムタイヤしか使わないというのは大きなリスクもはらんでいたけど、狙い通りにいったので、明日レースでこれがアドバンテージになればと思う。このスタート位置を最大限に活用していく。僕らにとっては間違いなく大きなチャンスなので、チームへ大量のポイントを持ち帰れるように全力を尽くす」
6番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「最初の予選がうまくいって、まずまずの結果を得ることができて心から安心している。テストの後、マシンをかなり快適に感じていたけど、おそらくロングランではもっと快適だった。どちらかといえば、土曜日はまだ改善が必要だと感じていたけどし、僕たちはまだそれをやっているところだけど、数週間前から確かに素晴らしい一歩を踏み出せたし、満足している。僕たちにはこれから構築するための優れたプラットフォームがある。自分にあまりプレッシャーをかけずに、チームとして僕たちがアプローチした方法に本当に満足している。昨日は少しペースが遅れていたけど、彼らは僕がそれを理解しようとしているのを見ることができたと思う。まだ宙返りやバク転はしたくはないけど、素晴らしいシーズンのスタートなのは確かだし、明日は大丈夫だと思う。周りにはマシンが混在しているので、楽しみにしている。ランドと一緒にチームのために多くのポイントを獲得して、今年をしっかりとスタートできることを願っている」
7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「全員がとても近くてトリッキーな予選だった。シーズン最初の予選なので、チームとして6位と7位にはかなり満足しているし、マシンがどこの位置にいるかを確認できる。明日に向けて良いポジションだ。週末を通して予選よりもレーストラックの方に少し焦点を合わせてきたので、明日は強くなることを期待している」
8番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「チームにとって非常にポジティブな一日だった。僕たちが満足できる位置だと思う。Q1ではマシンがオフになるという非常に大きなショックを受けたけど、幸いなことに、もう一度スタートしてピットたどり着くことができた。そこから挽回するのは決して簡単なことではなかったけど、Q2はとても強力だった。Q3の最後のアテンプトにはもちとん満足していない。頑張ったけど、マシンに関する知識がちょっと足りなかったかもしれないし、クイーンなラップをまとめることができなかった。仕方ないことだけどね。でも、全体的には満足している。セッションを通して改善していたし、良いペースがあった。細かなミスがあったので、マシンでの経験を積み続けて1発の自信をつけていきたい。来週、予選を深く分析する時間があるけど、今は明日のレースに焦点をフルに切り替えたい。チームとは初めてのレースを楽しみにしている。ポジションを上げて、できるだけ高い位置でフィニッシュするためにベストを尽くすつもりだ」
9番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日の予選セッションに満足しなければならない。今週末はどのプラクティスセッションでもマシンバランスに完全に自信が持てなかった。予選では気温がかなり低ってアタックできたし、マシンのフィーリングは少し良くなったと感じていた。軽い燃料、タイヤのピークパフォーマンスで、このようなマシンを再びドライブするのは本当にエキサイティングだ。F1の予選はいつだって素晴らしい経験だし、この感覚が恋しかった! 明日のプランはポイントを獲得するためにアタックすることだ。僕たちのスタート地点からいくつか順位を上げられるよう頑張るけど、ミディアムタイヤでスタートするライバルもいるので周りのマシンに注意しなければならない。接戦になるだろう」
10番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日はいい戦いができたし、コンマ1~2秒の違いでQ2敗退になってしまう展開で今年のミッドフィールドはさらに接近していることがはっきりした。AMR21のフィーリングはいいけど、改善を続けてQ3のトップエンドに返り咲くために、これからやるべきことがたくさんある。開幕戦はいつも予想が難しく、エキサイティングなレースになるから、明日が本当に楽しみだ。僕たちはトップ10からスタートする。いいスタートを決めて、しっかりタイヤを管理し戦略をきっちりやり遂げることができれば、明日は多くのポイントを狙えるだろう。今晩はここを離れて、集中し、クルマの理解を深め続ける必要がある」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1バーレーンGP