F1ベルギーGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)
2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。
レース前にはマクラーレンのカルロス・サインツがエキゾースト故障によって出走を断念。予報されていた雨が降ることはなく、アントニオ・ジョビナッツィとジョージ・ラッセルのクラッシュによって11周目という早い段階でのセーフティカーの導入によって、レースはタイヤマネジメントが鍵を握る展開となった。
11位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「今日は正しい戦略を採れなかったと思うので、しっかりと振り返っていく。レース前には判断がつかなかったので、僕らは2台で戦略を分けたけど、不運にも僕が機能しないほうの戦略となった。硬めのタイヤでスタートできればもっといい結果が出せたと思うし、スパのようなコースでは古いタイヤでペースを維持するのが難しいけど、今日はレース中常に間違ったタイミングとポジションだったように感じた」
12位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「今日の結果は得られるかぎりの良い結果だったと感じている。マシンの感触が良かったけど、12位が僕たちが得らえる最高の結果だったし、そこにはポイントは与えられない。本当に持っている全てを出し切ったのでがっかりしている。スタートが悪かったし、ターン1でマシンがアンチストールに入ってしまい、最後尾に追いやられた。その後は良いスピードがあったけど、残念ながらトップ10に入るには十分ではなかった。クビアトの後ろで身動きがとれなかった。ミドルセクターでは彼よりも速いと感じていたけど、追い抜ける場所で彼に仕掛けることができなかった。モンツァではもっと前進できるように頑張る」
13位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「簡単なレースではなかった。スタートした場所と同じ場所でフィニッシュした。両方のマシンであらゆることを試したけど、僕たちはとにかく遅すぎた。このサーキットでの状況が繰り返されないことを願っている。このトラックはたぶん他の場所よりも僕たちの弱点が浮き彫りになったと思う。来週はもう少しうまくやれると信じている。この週末に得たものをすべて吸収し、学ぶべきものをすべて学び、前進しなければならない」
14位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「とても難しい1日だった。スタートはとてもと良かったし、ターン5までにトウのおかげでいくつか順位を上げることができた。でも、そこから状況は悪くなっていった。まず、2回のピットストップで何らかの問題があってタイムを失った。第2スティントで、奇跡を起こせないのは分かっていたし、自分のポジションや前のマシンのトラインを見て、オーバーテイクできる可能性がなかったので、何か違ったことをすることにして2度目のピットインをした。うまくいかなかったのは残念だけど、結局、今日の僕たちには必要なペースがなかった。僕たちにとって次のレースは難しいものになるだろうけど、ムジェロから良くなってくれることを期待している。団結し、対応し、以前自分たちがいた位置に戻れるように努力しなければならない」
15位:ロマン・グロージャン(ハース)
今朝はたとえオファーされたとしても、15位では納得しなかっただろうけど、フェラーリと争えるというなら受け取っていただろう。僕たちにとってはそれがベンチマークだし、そういう意味ではよくやったと思う。シャルル(ルクレール)を後方にとどめておけると思ったけど、残念ながら最終ラップのターン1で少しロックアップしてしまった。いずれにしろ、タイヤの寿命が尽きていた。ある意味では楽しかった。ベッテル(フェラーリ)とルクレールの後ろでベストを尽くせたし、アルファロメオ・レーシングは彼らの前で良い仕事をした」
16位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「最初のフォーメーションラップとレースのスタートからマシンの感触が良くなかったし、かなりアンバランスだった。前日までと比べてコンディションが違っていたし、本当にチャレンジングだった。最終スティントは限界まで全開でプッシュしたし、ロマン(グロージャン)や2台のフェラーリを追いかけるのを楽しんだ。全体的には今日はとてもタフなレースだった」
17位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日は天候など何らかの助けが必要だったけど、何も得られなかった。それでも最初のラップは今回も良かったし、それについてはとても満足している。でも、そこから、特にC3タイヤを履いた最初のスティントは本当にペースがなかった。あのスティントの序盤はとても遅かったし、とにかくタイヤがオーバーヒートしていた。その後はコントロールできるようになったし、C2ミディアムに交換してからはまた少し同じようなな感じでスティントの序盤は苦しんだけど、後半にかけては良くなっていった。終盤で再びピットインしたときにポジションを1つ失った。厳しい一日だったけど、できることはあまりなかった」
DNF:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「僕のレースは残念な結末になった。セバスチャのDRS圏内に留まるためにかなりプッシュしていたけど、マシンが出口でスナップしてしまった。限界に達していたし、そういう状況のときはミスが起こることもある。チームに申し訳ない。今週、彼らは良い結果が相応しかったと思う。もちろん、ジョージ(ラッセル)にも申し訳なく思っている。僕にはどうすることもできなかったけど、彼のレースも台無しにしてしまった。それでも、このレースから得られるポジティブな面もあった。今回も本当に良いスタートができたし、いくつかポジションを上げて、2台のフェラーリと争うことができたので、これを土台にできると思う。次のレースは僕のホームのイタリアなので、来週末に向けてリセットして、もっと良い状態にしていく必要がある」
DNF:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「フラストレーションを感じているし、誤ったタイミングに誤った位置にいて、どうすることもできなかった。アントニオ(ジョビナッツィ)のマシンをよけようとして左に行ったら、どこからともなく彼のホイールが飛んできて、僕のマシンのフロントにぶつかり、ウォールに追いやられた。かなり大きな衝撃だったけど、僕は大丈夫だ。マシンにヘイローがあってかなり幸運だったと感じている。ヘルメットのすぐ近くを通っていた可能性もあった。とても不運な状況だったけど、レースではこういうこともある。それまでは良いリズムだった。ハースをオーバーテイクしていたけど、僕たちにとっては長くて難しいレースになっていたかもしれない」
DNS:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「7番手からスタートするはずだったし、レース展開を見れば、大きなポイントを獲得して良い結果を出すとても強力なチャンスを逃したことがわかった。だから、ハッピーからほど遠い。今年2基目のエンジンのトラブルだし、ポイントを失うフラストレーションはとても悔しい。これまで僕たちに相応しいシーズンではないと感じている。でも、僕たちは気持ちを切り替えて、明日から焦点をモンツァに切り替えていく。次に進む」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ベルギーGP
レース前にはマクラーレンのカルロス・サインツがエキゾースト故障によって出走を断念。予報されていた雨が降ることはなく、アントニオ・ジョビナッツィとジョージ・ラッセルのクラッシュによって11周目という早い段階でのセーフティカーの導入によって、レースはタイヤマネジメントが鍵を握る展開となった。
11位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「今日は正しい戦略を採れなかったと思うので、しっかりと振り返っていく。レース前には判断がつかなかったので、僕らは2台で戦略を分けたけど、不運にも僕が機能しないほうの戦略となった。硬めのタイヤでスタートできればもっといい結果が出せたと思うし、スパのようなコースでは古いタイヤでペースを維持するのが難しいけど、今日はレース中常に間違ったタイミングとポジションだったように感じた」
12位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「今日の結果は得られるかぎりの良い結果だったと感じている。マシンの感触が良かったけど、12位が僕たちが得らえる最高の結果だったし、そこにはポイントは与えられない。本当に持っている全てを出し切ったのでがっかりしている。スタートが悪かったし、ターン1でマシンがアンチストールに入ってしまい、最後尾に追いやられた。その後は良いスピードがあったけど、残念ながらトップ10に入るには十分ではなかった。クビアトの後ろで身動きがとれなかった。ミドルセクターでは彼よりも速いと感じていたけど、追い抜ける場所で彼に仕掛けることができなかった。モンツァではもっと前進できるように頑張る」
13位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「簡単なレースではなかった。スタートした場所と同じ場所でフィニッシュした。両方のマシンであらゆることを試したけど、僕たちはとにかく遅すぎた。このサーキットでの状況が繰り返されないことを願っている。このトラックはたぶん他の場所よりも僕たちの弱点が浮き彫りになったと思う。来週はもう少しうまくやれると信じている。この週末に得たものをすべて吸収し、学ぶべきものをすべて学び、前進しなければならない」
14位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「とても難しい1日だった。スタートはとてもと良かったし、ターン5までにトウのおかげでいくつか順位を上げることができた。でも、そこから状況は悪くなっていった。まず、2回のピットストップで何らかの問題があってタイムを失った。第2スティントで、奇跡を起こせないのは分かっていたし、自分のポジションや前のマシンのトラインを見て、オーバーテイクできる可能性がなかったので、何か違ったことをすることにして2度目のピットインをした。うまくいかなかったのは残念だけど、結局、今日の僕たちには必要なペースがなかった。僕たちにとって次のレースは難しいものになるだろうけど、ムジェロから良くなってくれることを期待している。団結し、対応し、以前自分たちがいた位置に戻れるように努力しなければならない」
15位:ロマン・グロージャン(ハース)
今朝はたとえオファーされたとしても、15位では納得しなかっただろうけど、フェラーリと争えるというなら受け取っていただろう。僕たちにとってはそれがベンチマークだし、そういう意味ではよくやったと思う。シャルル(ルクレール)を後方にとどめておけると思ったけど、残念ながら最終ラップのターン1で少しロックアップしてしまった。いずれにしろ、タイヤの寿命が尽きていた。ある意味では楽しかった。ベッテル(フェラーリ)とルクレールの後ろでベストを尽くせたし、アルファロメオ・レーシングは彼らの前で良い仕事をした」
16位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「最初のフォーメーションラップとレースのスタートからマシンの感触が良くなかったし、かなりアンバランスだった。前日までと比べてコンディションが違っていたし、本当にチャレンジングだった。最終スティントは限界まで全開でプッシュしたし、ロマン(グロージャン)や2台のフェラーリを追いかけるのを楽しんだ。全体的には今日はとてもタフなレースだった」
17位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日は天候など何らかの助けが必要だったけど、何も得られなかった。それでも最初のラップは今回も良かったし、それについてはとても満足している。でも、そこから、特にC3タイヤを履いた最初のスティントは本当にペースがなかった。あのスティントの序盤はとても遅かったし、とにかくタイヤがオーバーヒートしていた。その後はコントロールできるようになったし、C2ミディアムに交換してからはまた少し同じようなな感じでスティントの序盤は苦しんだけど、後半にかけては良くなっていった。終盤で再びピットインしたときにポジションを1つ失った。厳しい一日だったけど、できることはあまりなかった」
DNF:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「僕のレースは残念な結末になった。セバスチャのDRS圏内に留まるためにかなりプッシュしていたけど、マシンが出口でスナップしてしまった。限界に達していたし、そういう状況のときはミスが起こることもある。チームに申し訳ない。今週、彼らは良い結果が相応しかったと思う。もちろん、ジョージ(ラッセル)にも申し訳なく思っている。僕にはどうすることもできなかったけど、彼のレースも台無しにしてしまった。それでも、このレースから得られるポジティブな面もあった。今回も本当に良いスタートができたし、いくつかポジションを上げて、2台のフェラーリと争うことができたので、これを土台にできると思う。次のレースは僕のホームのイタリアなので、来週末に向けてリセットして、もっと良い状態にしていく必要がある」
DNF:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「フラストレーションを感じているし、誤ったタイミングに誤った位置にいて、どうすることもできなかった。アントニオ(ジョビナッツィ)のマシンをよけようとして左に行ったら、どこからともなく彼のホイールが飛んできて、僕のマシンのフロントにぶつかり、ウォールに追いやられた。かなり大きな衝撃だったけど、僕は大丈夫だ。マシンにヘイローがあってかなり幸運だったと感じている。ヘルメットのすぐ近くを通っていた可能性もあった。とても不運な状況だったけど、レースではこういうこともある。それまでは良いリズムだった。ハースをオーバーテイクしていたけど、僕たちにとっては長くて難しいレースになっていたかもしれない」
DNS:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「7番手からスタートするはずだったし、レース展開を見れば、大きなポイントを獲得して良い結果を出すとても強力なチャンスを逃したことがわかった。だから、ハッピーからほど遠い。今年2基目のエンジンのトラブルだし、ポイントを失うフラストレーションはとても悔しい。これまで僕たちに相応しいシーズンではないと感じている。でも、僕たちは気持ちを切り替えて、明日から焦点をモンツァに切り替えていく。次に進む」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ベルギーGP