F1 アゼルバイジャンGP 決勝
2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPの決勝が4月28日(日)にバクー市街地サーキットで行われた。

優勝はバルテリ・ボッタス。2位にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが開幕から4戦連続となる1-2フィニッシュを達成。タイトル争いで大きなリードを築くことになった。

優勝:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「この勝利は本当に良い気分だ。ポールからスタートするときはストレートなレースになってほしいと願うものだ。ドラマがないほどいい。スラートはあまり良くなかった。中国でホイールスピンしていたので少し慎重になりすぎたかもしれない。ルイスの方がスタートがよくて、サイド・バイ・サイドでターン1からターン2に入っていった。2人とも相手を尊重したいいレースだったし、彼の前に出ることができてうれしかった。今日のルイスはとても速くかったし、レース終盤にプレッシャーをかけられたので、ミスをしないようにしなければならなかった。レース後、無線で“なんてチームだ!”と伝えた。現在、現場とファクトリーの両方で全員がとても印象的なレベルで仕事しているし、全員を本当に誇りに思う。このレベルで結果を出し続けていく必要がある」

2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「チームにとって素晴らしい結果だ。このチームはこれまでよりも強くになっていると思うし、全てはチームワークによるものだ。バルテリと僕、ピットストップのクルー、エンジニア、ファクトリーにいる全員がクルマの限界を押し広げようとして結果を出している。これまでこのレベルでパフォーマンスを発揮してきたことはないと思うし、みんなのハードワークには本当に感謝している。バクーは僕の最強のサーキットではないし、いつも難しいレースだった。今日は勝利に近づいたけど、十分ではなかった。予選で仕事を終えることができなかたし、スタートでは慎重になりすぎた。VSCの時に問題があってバルテリに追い付くのが厳しくなった。でも、それもすべて言い訳だ。バルテリの走りは素晴らしかったし、勝利に相応しい。でも、チームが僕たちにレースさせてくれてよかった。挽回するために懸命に仕事をして、スペインではパフォーマンスを取り戻したい」

3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「今日はドライビングを楽しむことができた。第1スティントはタイヤを機能させることができず、期待していたほどグリップを得られなかったのでそれほどでもなかったけどね。タイヤの温度を上げようとして痛めてしまい、速くなかったし、パフォーマンスが均一ではなかった。熱が入っても、ダメージを受けてしまっていたので期待していたパフォーマンスは発揮しなかった。ピットストップ後は本当にいいペースだったし、マシンを完全にコントロールできて楽しかった。ライバルにプレッシャーをかけられるほどではなかったとしても、ずっとプッシュできていた。バーチャルセーフティカー後のリスタートで、自己ベストを記録して、フェルスタッペンとのギャップを1秒ずつ広げることができた。それまでに、彼も僕を攻撃することはできないと気づいたんだと思う。だから、終盤は少しだけペースを落とした。今日のペースはまずまずだったけど、十分に良かったわけではない。チーム全体が全力で取り組んでいるので自信はある。僕はこのチームを信じているし、僕たちなら改善できることも分かっている。僕たちには良いクルマがあるけど、本来得るべき結果をだせるような形で生かせていない。すべてを正しい順番で解かないといけないルービックキューブみたいなものだ。チームにはそのパズルを2分もかからずして解くことができる賢い人がたくさんいる。でも、今回はそのキューブがちょっと大きい」

4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「一般的に見れば、いいレースができたと言える。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行した。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレスにオーバーテイクを許してしまった。確かに順位は落としてしまったけど、1周目にリスクを負って無理する必要はなかった。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていた。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができた。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまった。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしなかった。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によるけど、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思う」

5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日のレースでは最大限の結果を引き出せたと思う。予選で劣勢に立たされた後、ミディアムタイヤで8番手からスタートした。周りのクルマはみんなソフトだったし、スピードを上げるのに少し苦労したので、レースの序盤は少し大変だった。タイヤに熱が入ったらグリップが得られて状況は改善した。最初のスティントは力強いペースでポジションをいくつか上げることができた。ピットストップ後はさらに順位を上げることはできないとわかったので、プッシュするのをやめてタイヤをセーブすることにした。最後は新しいタイヤに交換してファステストラップポイントを獲ることができた。全体的には最高の週末とはならなかったけど、間違いなくポテンシャルはあるし、次のスペインGPではもっと良いパフォーマンスを発揮できることを期待している」

6位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
「素晴らしい一日だった。スタートはいい感じだったし、フェルスタッペンを抜くことができたけど、レースディスタンスにわたってレッドブル勢と戦うペースは僕たちにはなかった。実際にはマクラーレンの前に留まることに集中していた。彼らを抑え続けるのは簡単ではなかったし、レース全体で慎重に運転しなければならなかった。VSC後にタイヤの良い温度を得ることができたし、それが6位の助けになったかもしれない。ポジションを守れたことに満足しているし、2台のクルマが入賞したチームのための良い一日を祝うことができる。バルセロナではアップグレードが入るし、そこでのパフォーマンスを楽しみにしている」

7位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「昨日の予選はイエローフラッグによって劣勢に立たされていたので今日はポイントを獲得できてうれしい。時間だけの問題であることはわかっていたし、クリーンなレースができた。今日はレース全体を通して堅実なペースを示すことができた。チームの全員にシーズン初のダブル入賞を祝福したい。全員の素晴らしい努力の賜物だ。でも、僕たちはプッシュし続ける必要があるし、野心を持って、もっと高みを目指さなければならない! 僕のホームグランプリに向けて素晴らしい後押しになった」

8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「全体的にチームとして良いレースだった。シーズン初のダブル入賞は良い結果だ。レース全体でペースはかなり良かった。スタートはおそらくシーズンでベストだったし、ミスもしなかった。第1スティントの少し早い段階でタイヤを失ってしまったので、ミディアムに交換した。ミドルスティントはいい感じだったし、VSC後にソフトを試すという決断をした。ミディアムに交換することも考えたけど、磨耗はしていなかったけど、多くの周回数を走っていたタイヤだったのでスイッチを入れることができないと考えた。でも、ミディアムの走りを見れば、間違った決断だったかもしれない。もう少し気温が低ければうまくいったかもしれないけど、そうではなかったし、そこは見直さなければならない。レースでは常に起こり得ることだ! 全体的に良い週末だった。

9位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「ポイントに戻れて良い気分だ。スタートから最後までとてもチャレンジングなレースだったからね。ここはミスをする余地のないトラックだし、集中力を維持することが重要なファクターだった。僕たちはそれを今日成し遂げた。楽しいレースだった。コース上でオーバーテイクして9位にクルマをもたらすことができた。クビアトとリカルドの接触という運もあった。そこでいくつか順位を上げることができたからね。そのあとコース上で多くのクルマをオーバーテイクしたけど、クルマの感触はレースを通していい感じだった。すべてのレースでポイントを争える今の僕たちの位置に本当に満足している。でも、ミッドフィールドが非常にタイトなのは間違いないし、プッシュし続けなければならない」

10位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「簡単な週末ではなかった。ピットレーンからスタートする予定ではなかったけど、仕方ないことだし、1ポイントは今日の僕たちに達成できる最大限だったと思う。トラフィックから抜けるために早めにピットインしたけど、そこからレース全体で交換したそのタイッヤに苦しんだ。もっと良い結果を期待していたので少しがっかりしているが、次のレースは楽になると感じている」

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カテゴリー: F1ドライバー | F1アゼルバイジャンGP