F1 日本グランプリ 予選
2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX

1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「週末を通して最高の感覚だし、マシンは信じられないくらい快適だ。そのおかげでQ3の最後にはさらにハードにプッシュできるだけの自信があったし、ルイスからポールを奪う素晴らしいラップにつながった。鈴鹿は本当に厳しいサーキットだ。様々なコーナーがあって、クルマのセットアップを合わせるのがいつも難しい。1番手からスタートできるなんて最高だよ。でも、これまでに実感しているように今年最も重要なのはそこではない。タートを決め手、レース戦略をぴったりとはめる必要もある。ルイスはハードにプッシュしてくるだろうし、フェラーリやレッドブルもそうだろう。2チームとも燃料を積んでいるときにとても強そうなのは明らかだ。明日は鈴鹿の素晴らしいファンの前でエキサイティングなレースになるだろう。本当に楽しみしているよ!」

2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今週末はそれほど簡単には行っていない。マシンのセットアップでちょっとずれていて、だましだまし予選に挑んだけれど、Q1が始まるときには不毛の地にでもいるような気分だった。それを考えればこれだけのギャップまで巻き返せたことにはとても満足している。もちろん、ポールポジションからのスタートはいつだっていいことだけど、スタートに関してやってきた作業がうまくいくことを願おう。今の段階では天候がどうなるかもわからないけど、明日はベストを尽くすつもりだ」

3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「全体的にクルマの挙動はかなり良かった。ちょっとアンダーステアに苦しんだけど、セットアップとスピードによってゆっくりと良くなっていったし、僕たちが競争力でメルセデスに近づけたことはポジティブな驚きだった。今日、クルマはアンダーステアがちょっと少なかったし、ラップの最初の部分でかなり助けになった。3番手はそれほど悪くはないけど、もちろん、僕たちはもっと上位を望んでいる。この結果が今の僕たちだし、セブがペナルティを受けるのは残念だ。今日、チームはかなり力強いセッションができていたからね。もちろん、僕たちはハッピーだけど、まだ状況を改善するためにやらなければならない作業はあるし、明日も良い一日にしなければならない。僕たちにはスピードがあると確信しているし、明日それが突然なくなることはないだろう。通常、僕たちはレースの方がいいけど、様子を見てみなければならない。コンディションやその他の状況次第だけど、ベストを尽くすつもりだ」

4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「チームとして素晴らしい結果だ。僕に関しては、Q3の最終セクターでちょっととっ散らかって、あまりに多くのタイムを失ってしまった。でも、全体的にはとても良い予選だった。多くのことの組み合わせによって、僕たちのクルマは全てのセッションを通して扱いやすかったし、両方のクルマがレッドブルの前にいることに満足している。グリッドペナルティによって明日はちょっと後方からスタートしなければならないのは確かだけど、仕方ないことだ。受け入れなければならない。それでも、挽回するためにスピードが助けになってくれると思うし、そこから何ができるか見てみるつもりだ。接戦になると思う。多くはみんあがタイヤをどのように扱うか次第だろう。第1スティントは全員が同じコンパウンドでスタートするし、そのあと戦略がどう展開していくか見てみるつもりだ」

5位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「予選ではこんなに悪い結果ではなく、チーム全体がもう少し良い結果を期待していたと思う。僕たちはフェラーリの前にいたかったし、とても近づいていたけど、僕たちのクルマのバランスはあまりよくなかった。通常、僕たちは低速コーナーでとても強いけど、今日は僕たちにとってあまりうまくいかなかった。天候の変化もあるかもしれないけど、はっきりとはわからない。明日4番グリッドからスタートすることは良い結果を出すためのチャンスを与えてくれるので、まだ僕たちはポジティブでいられる。ここはオーバーテイクが難しいし、予選で目にしたようにとても接戦になっている。レース中も同じだと思う。今夜は全員でじっくり話し合って、レースにむけてできるだけ準備を整えられるように働いていく」

6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「正直、もっと良い予選結果を期待していた。フェラーリと接戦になることはわかっていたし、彼らの前に出ることを期待していたけど、彼らのペースは良かったね。ストレートでタイムを失っていることにはちょっとフラストレーションを感じるし、理由を解明する必要がある。やれることは全てやったと感じているし、ラップ自体はOKだった。2本目の最終ラップではセクター1で少しは乱せたと思うけど、そのラップの最終部分でタイヤを痛めてしまあったと感じている。僕たちのロングランのレースペースには満足しているし、フェラーリと同等のペースがあるはずだ。レースでは彼らがリアルなライバルになると思う。それにメルセデスは保守的にいくと思うし、レースではパワーを抑えると思うので、どうなるか見てみよう。セバスチャンのペナルティでポジションが上がる。5番手スタートは6番手よりはいいし、良いバトルができることを期待している」

7位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「とても激しい予選セッションだったし、競争的なクルマがたくさんいた。ロマンと同タイムでフィニッシュしたけど、彼の前に分類されたのは運がよかった。自分たちのパフォーマンスにはとても満足している。特にQ3のラップにはね。周りとのマージンはかなりタイトだったし、小さなミスが7番手と12番手の間で差を生んだ。でも、僕たちは今日、本当にいい仕事をした。セバスチャンのペナルティによって予選よりもひとつ前の位置でスタートすることで、明日は良い結果を出すための力強いポジションにいることができる。変わった状況ではなく、ノーマルなレースであれば、重要なポイントを獲得を狙うことができるだろう。戦略は明日の転向次第だ。今日よりも涼しくなれば特にね。全体的にポジティブだ」

8位:ロマン・グロージャン (ハース)
「かなり気分がいいし、チーム全体のためにとても嬉しい。僕たちはいろいろなアップデートを持ち込んだ。僕たちはクルマに新しいフロントウィングを搭載していたし、それが予選で違いを生んだ。セッション全体がとてもスムーズに進んだ。最終コーナーの最後のストレッティでDRSが使えなかった。でも、僕たちはここにいるし、明日はとても難しいトラックでの長いレースだ。タイヤデグラデーションがとても重要だ。明日も今日のようにバランスが良ければ、問題ないはずだ」

9位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「今日にはかなり満足しているし、明日は良いポジションでスタートする。Q3での最後のラップは本当に強かったと思うけど、最終シケインでコンマ数秒を失ってしまった。コーナーへの入りはOKだったけど、ベストな立ち上がりができなかった。全体的にクリーンなラップができていれば、もう少し高いグリッドに着けただろう。今日もミッドフィールドがいかに施栓かを目にしたし、明日も大きな戦いになると思う。ここではトラックポジションが重要なので、クリーンなスタートを切って、僕たちのスターティングポジションを最大限に生かすことが特に重要だ」

10位:エステバン・グティエレス (ハース)
「チーム全体のためにとてもハッピーに感じている。僕たちはとても難しいポジションで週末をスタートしたので、2台揃ってQ3に進出できたのは驚くべきことだ。FP2では多くのプラクティスタイムを失ったし、クルマのバランスに完全に満足していなかったけど、チームとして僕たちは完全に挽回することができた。今日はそれが本当に違いを生んだし、僕たちは手放してはいけない素晴らしいスキルだ。僕たちは最大限にプッシュしたし、最後まで戦った。チーム全体をとても誇りに思う。彼らは素晴らしい仕事をしてきたし、全員がこの結果に相応しい。チーム、クルー、エンジナ、メカニックなしでは今日の結果は可能ではなかった。なので、今日僕たちが成し遂げた結果は彼らに捧げたい。明日は最大限にプッシュするつもりだ。振り返るつもりはない」

関連:【動画】 2016 F1日本GP 予選ハイライト

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1日本GP