F1 日本GP 決勝:ドライバーコメント
2015 FORMULA 1 JAPANESE GRAND PRIX
1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「信じられないくらい興奮している。レースを終えてから感情が込み上げてきた。今までの様々な経験や、その道のりを支えてくれた人々のことを考えていた。家族がいなかったら、僕は今日ここにはいないし、他にもたくさんの人に助けられた。言わなくても彼らはわかっているはずだ。今日ここに来たときは、ニコ(ロズベルグ)が予選で素晴らしい仕事をしていたので、スタートをうまく決めなければならないことはわかっていた。ターン1はとてもタイトだったけど、それ以降は最高に素晴らしい一日だった。このサーキットでは毎年苦しんでいたけど、それでも大好きだった。バランスが良く、クルマが思い通りだと、コーナーを攻めるのが最高に楽しい。エンジニアもガレージのみんなも素晴らしい仕事をしてくれた。プラクティスではあまりデータを得られなかったけど、クルマは信じられないほど良かった。チームに本当に感謝している。彼らなくして僕はここに存在しない。それから、ここまでずっと僕を応援して、これからもついてきてくれるであろうファンにも感謝している」
2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「僕にとってはタフな一日だった。非常に接近してコーナーを抜けて、出口では接触を避けるために僕はコースオフしなければならなかった。それによってスピードが犠牲になったし、4番手まで落ちてしまった。その後は勝利というよりも、むしろ2位のために戦っていた。でも、プッシュすることはできたし、バルテリをオーバーテイクですることができた。チームもセバスチャンをアンダーカットするために良い仕事をしてくれた。新品タイヤでアウトラップを懸命に走って、これは完璧にうまくいった。2位というのは僕にとっては最小限のダメージといえる。ルイスとのギャップを縮めるためには日本で勝たなければならなかったからね。でも、僕はプッシュを続けるし、ソチで勝利を目指す。今週末はたくさんのポジティブがあった。僕は強くなって戻ってくる」
3位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「全般的に今日の3位には満足すべき理由がたくさんある。2回目のピットストップラウンドでのニコのアウトラップには驚かされたよ。十分なギャップは築いたと思っていたので、僕たちがミスを犯したとはいえない。でも、最終的にはちょっと悔やまれるね。あそこで前をキープできていたら、ニコがパスするのは難しかったはずだ。コース上で接近するのは難しいし、実際、彼はボッタスに長い間苦しんでいた。でも、メルセデスがちょっとだけ速かったことは認めなければならない。彼らは前に出るに相応しかった。それでも、3位と4位はチームとして素晴らしいリザルトだ。多くのポイントを獲得できたし、厳しい土曜日の午前中を考えれば、力強いリカバリーだった」
4位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「今日は最大限のことをやったし、スタートした位置を考えれば、4位は僕たちにできるベストだっただろう。クルマは良かったし、スピードもあった。でも、このようなサーキットでは、他のクルマに引っかかってしまったらオーバーテイクは難しい。ピットストップは良かった。出口でボッタスの前に出ることができたたし、正しいタイミングで正しいタイヤを選ぶことがえきた。これ以上多くはできなかったと思う。この種のトラックは今の僕たちにとって最適とは言えないけど、今日はうまくいった。まだやるべき仕事はあるけど、僕たちは正しいことをして、正しい方向に進んでいる。もちろん、いつだってトップに立ちたいよ。でも、去年からここまで、僕たちはずっと驚異的な仕事をしてきたと思う。これからも同じように進歩を続けて、改善していきたい。今日のリザルトを受け入れて、次のレースでは最大限を目指す」
5位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「パーフェクトな一日ではなかったけど、僕たちは10ポイントを獲得した。表彰台を期待していたけど、ペースは思ったほど良くなかった。速いマシンからポジションを守るのは難しかったし、最後のストップはもっと早く入るべきだったと思うけど、レース後に言うのはいつだって簡単だ」
6位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「素晴らしいリザルトだし、13番手のスタートだったことを思い出せば、現実的に6位は今日達成できる最大限だった。本当に良いスタートを切って、ラインを離れて何台かのマシンを抜いて、それからターン1のアプローチでインサイドに留まったのが、結果的にいい判断だった。ターン2までに8番手に上がっていたし。ロータスの2台に迫った。実際、第一スティントで彼らは僕を抑えていた。彼らをアンダーカットするためにチームは僕を早めにピットインさせ、そこからは彼らより強力なペースで引き離すことができた。僕にとって孤独なレースだったけど、リザルトは大歓迎だ。今日、チームは最高の仕事をした。僕らはこの8ポイントにふさわしいと思う」
7位:ロマン・グロージャン (ロータス)
「2台ともポイント圏内でフィニッシュできて、とても嬉しい! 僕自身のレースに関しては、フォース・インディアに対して少し遅かった。ニコ・ヒュルケンベルグと戦おうとしたけど、できなかった。最後は本当にタイヤが苦しかった。ピレリの新しい制限はライバル以上に僕らを苦しめているようだ。次のレースに向けて、そこに取り組みたい。全体的にチームにとっては良いリザルトだ」
8位:パストール・マルドナド (ロータス)
「良いレースだった。週末はずっと頑張ってきたので、今日の僕たちはハッピーな結果に相応しい。ヒュルケンベルグを抑え切れなかったのが残念だし、戦略とパフォーマンスを見直して、もっとできることがなかったかを考えたい。チームは週末ずっと団結していたし、僕たちは十分なポイントを獲得した。残りのシーズンも楽しみにしている」
9位:マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「最高のレースだ! スタートは良かったし、セクター1ですぐにナッセ(ザウバー)をオーバーテイクすることができた。でも、へアピンでちょっとブロックされて、あまりリスクを冒したくなかったので、彼に取り戻されてしまったけどね。その後、かなり長い間彼の後ろでスタックししてしまい、前にいるクルマに対してタイムを失ってしまったのは残念だ。でも、1回目のピットストップの後は、最初にクビアト、その次にアロンソの後ろにひっかかるまではまたプッシュできた。僕はそれでも諦めなかったし、最終的には前に出られたのでとてもポジティブだ。このようなサーキットで17番手から9位になれるなんて良い結果だし、再びポイントを獲得することができて嬉しい。とても良い日だった!」
10位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「ピットエントリーでミスをするまでは良いレースだったし、僕にとって今年のベストレースだったとさえ思う。オプションを履いた最初のスティントは良かったし、プライムに交換したときにはさらに良くなった。本気で飛ばして、前のマシンを捕まえていた。その後、単純にロータスをコース上で抜くのが不可能なポイントになって、アンダーカットすることに決めた。チームは僕にマルドナドと反対のことをやるよう指示して、彼がピットに入りそうだったので、僕はステイアウトした。でも、彼は戸当然コース上で走り続けた。僕はピットエントリーでかなりアグレッシブにターンしので、ボラードにぶつかり、フロントウィングにダメージを負ってしまった。そのせいでピットストップの間にタイムロスしてしまった。すでに最後の長いスティントになることになっていたけど、ペレスの後ろについたことでそれ以上に長いスティントになった。彼はコーナーで遅く、ストレートで速かった。彼の後ろでタイヤを壊しててしまい、最終的にはクルマをホームにもたらすことが全てだった。チームは本当に良い仕事をした。僕のミスがなくても10位以上になれたとは思っていない。ルーキーエラーから学んでいく。全体的に初めての日本グランプリに満足している」
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