ダニール・クビアト 「AT01の感触からはいいポテンシャルを感じる」 / アルファタウリ・ホンダ F1オーストラリアGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーであるダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権の開幕戦となるF1オーストラリアGPへの意気込みと舞台となるアルバート・パーク・サーキットについて語った。

昨年、トロロッソでF1復帰を果たしたダニール・クビアトは、F1ドイツGPで3位表彰台を獲得するなど高いレベルでパフォーマンスを発揮。今年も新生アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーとしてシーズンを迎える。

「ウインターテストでは多くの周回を重ねることができた。シーズンに向けての準備は整ったと思う。バルセロナではいいスタートが切れて、新しいマシンの特性を学び、新たなセットアップの方向性を多く試すことができた。オーストラリアとバーレーンの序盤2連戦でさらに多くのことが分かるはずなので、楽しみにしている」とダニール・クビアトはコメント。

「レギュレーションが継続しているので、中団チームにとってはトップへ挑むチャンスだ。ただ、もちろん、中団同士での争いも今年はさらにタイトになるだろう。とても面白い戦いが待っているはずなので、楽しみだ。接戦でいいバトルが起きることを願っている」

「テストでの僕らの新型マシンの挙動は興味深いものだった。例年より2日少ないテストは大変だったが、マシンの挙動をなるべく早く理解するためにさまざまなことを試して、大きな成果を得た。僕らはみんなその変化に満足しているし、マシンのベストを引き出すために全力を尽くした。昨年からは明らかな進歩があるが、他と比較してどうなのかを見なければならない。でも、マシンの感触からはいいポテンシャルを感じるし、それを引き出せるかは僕ら次第だ」

「メルボルンでいよいよシーズンが始まる。毎年オーストラリアに行くけど、いつでも初めて来たときと同じようにエキサイティングな気持ちになる。レースの興奮というのはいつでも特別なものだ。昔ながらのコースは面白く、他とはかなり異なるので、いつもワクワクした気分で臨む」

「バルセロナのような比較的スムーズな路面でのテストから、こうしたバンピーな公道コースでシーズンが始まるのは不思議な気分だ。バンプは正しいセットアップを見つけづらくするし、金曜日は路面がかなり汚れているのでさらに難しくなる。ただ、レースウイークが進めばラバーが載ってグリップは改善していく。公道コースの中では高速になるので、走っていて楽しいし、コーナーを攻めたり、うまく縁石を使ったりする感覚もいいものだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / ホンダF1 / F1オーストラリアGP / スクーデリア・アルファタウリ