コスワース
コスワースのマーク・ギャラガーが、F1ヨーロッパGPを振り返った。ヨーロッパGPでは、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)がコスワース勢で今シーズン最高位となる4位でフィニッシュした。

コスワースとして、日曜日のルーベンス・バリチェロの4位には満足していますか?
ルーベンスとAT&Tウィリアムズのパフォーマンスは力強かったし、我々全員が満足できるレース結果だった。ルーベンスは素晴らしいレースをしたし、ルノーのロバート・クビサからポジションを守るためによく戦い、彼の努力の報いとして4位を手にした。ウィリアムズの両ドライバーのパフォーマンスは、パッケージ全体がさらに進化を遂げたことを示していたし、両方のドライバーが予選の最終パートに到達するのを見れたのは良かった。

ニコ・ヒュルケンベルグのレースは残念でしたか?
そうだね、ニコの終わり方は残念だった。彼は素晴らしい予選結果を残したし、Q3序盤に記録したラップタイムのでルーベンスを上回った。レース序盤も有望だったし、リタイアするまで堅実にポイント圏内を走行していた。ニコ、そして両方のクルマがポイントを獲るチャンスを逃したことをみんなが残念に思っていると思う。

ヴァージン・レーシング、ロータス、ヒスパニア・レーシングはいかがでしたか?
それぞれのルーキーチームが、F1の9戦目からポジティブなものを持ち帰った。ヴァージン・レーシングは2台のクルマが完走し、レースでルーキーチームのトップに立った。ティモ・グロックが20秒加算ペナルティを科せられ、最終的に順位を落としたのは残念だが、ルーカス・ディ・グラッシは完璧な午後を過ごしたし、ヴァージン・コスワースのパッケージの継続的な進歩を示すことができた。ロータス・レーシングは、予選は良かったが、両方のドライバーがトラック上の事故に巻き込まれ、レースの終わり方は期待はずれなものとなった。最も大きな出来事はッヘイキ・コバライネンとマーク・ウェバーの事故だ。両方のドライバーが無傷で済んだことは有難いことだ。チームがロータスの名前でのF1 500戦目を祝っているのを見れたのも素晴らしいことだった。コスワースはロータスと多くのサクセスストーリーを共有してきたし、我々は彼らのF1での目標を達成する手助けをするつもりだ。HRTも2台のマシンの完走を再び祝い、彼らのシャシーとコスワースCA2010の信頼性を証明することができた。彼らのホームレースにとって特に重要だった。開幕から9戦わたってコスワースが新チームと続けてきた作業は非常に価値のあるものであり、彼らのプログラムの進歩に役立っていることがわかる思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / コスワース