コルトン・ハータ、ザウバーF1シムでキミ・ライコネン超えを認める「事実だ」

ハンガロリンクで行われたシミュレーターテストについて、ハータは「事実だ」と認めつつも、「実際のマシンで結果を出さなければ意味はない」と冷静に振り返った。
現在はキャデラックF1からのFP1参加を控えており、再びF1への扉が開こうとしている。
ライコネンとジョビナッツィを上回ったシミュレーターテスト
ハータはザウバーのヒンウィル拠点を訪れ、シミュレーターテストを受けた。1978年F1ワールドチャンピオンのマリオ・アンドレッティは当時、3日目にはハータがライコネンとジョビナッツィより速かったと語っていた。
その話が本当だったのかをポッドキャスト『ビヨンド・ザ・グリッド』で問われたハータは、事実だったと認めた。
「そう、事実だ」
「でも、シミュレーターで彼らより速かったと言えるのはクールなことだけど、実際のドライビングでそれをできなければ、あまり意味はないと思う」
「チームが見るうえではいいことだと思う。そうすると彼らは『分かった、彼はテストに投資する価値があるかもしれない』となる」
「シミュレーターから降りたときは間違いなく気分がいい。でも、それが実際の成功につながるのか? そうかもしれないし、そうではないかもしれない。そう言えるのはクールなことだ」
そのセッションで走ったコースについて、ハータは「ハンガリーだった」と明かした。
F1シートには届かずも、キャデラックで新たな機会
ハータはザウバーのファクトリーも見学し、のちにアルファロメオへ加入するバルテリ・ボッタスとも初めて顔を合わせた。
「クールだったし、そこで過ごした時間を楽しんだ。彼らのファクトリーは本当に素晴らしいし、特に風洞のセットアップはすごかった。そういうものを見られたのは興味深かった」
「それに、バルテリに初めて会ったのもそのときだった。彼はメルセデスからそこへ移るところで、シート合わせをしていた」
「残念ながら、そこから何かが生まれることはなかった。でも、その一部を少しだけ内側から見られたのはクールな時間だった」
マイケル・アンドレッティの買収構想は実現せず、ハータの2022年F1参戦の可能性も消滅した。アルファロメオはその後、バルテリ・ボッタスと周冠宇という新たなドライバーラインアップを採用した。
その後に浮上したアルファタウリでのF1機会も実現しなかったが、ハータにはキャデラックF1を通じて新たなチャンスが巡ってきている。ハータはスペインGPで同チームからFP1デビューを果たす予定となっている。
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