中国の新型ウイルス肺炎、F1とフォーミュラEへの影響は?
中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が拡大しており、F1中国GPやフォーミュラEへの影響が懸念されている。

中国で新型ウイルスの発生によって国内の様々なイベントがキャンセルされた。武漢市当局は1月23日、空港や駅を一時的に閉鎖し、特別な理由のない市民は武漢を離れないように呼びかけた。

中国全土でも感染の拡大を防ごうと厳重な警戒が続いており、4月1日まであらゆるイベントがキャンセルされるなど情報は錯綜。今のところ、4月19日に開催されるF1中国GPは問題なく開催される見通しだが、3月21日に予定されているフォーミュラEのレースは疑問が生じていた。

だが、フォーミュラEの広報担当は、計画通りに開催されると語る。

「現在のところ、3月21日の三亜でのレースは計画通りに続行される。中国でローカルに発行された誤った声明が原因で明確性の欠如していた。誤った誤解を招く情報が含まれていたが、その声明は削除された」

「我々は地域のパートナーに地元のモータースポーツ連盟と協力し、海南省の関係当局に連絡して状況をさらに分析し対処するよう依頼し、レースに備えて勧告を受けるようにした」

4月に開催されるF1中国GPは、具体的な決断を下すにはまだ遠すぎるが、予断を許さない状況となっている。

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カテゴリー: F1 / F1中国GP / フォーミュラE