ルクレール F1アゼルバイジャンGP予選「ミディアムで全てがおかしくなった」

ルクレールはターン16でブレーキをロックさせ、右側のバリアに激しく衝突。予選セッションを早々に終える形となった。この結果、日曜の決勝ではグリッド10番手以上からスタートすることはできなくなった。
バクー市街地サーキットは広くルクレールの得意コースと考えられている。今週末に臨むまで、ルクレールは2021年から続けて4戦連続でポールポジションを獲得していたが、驚くべきことにいずれのポールからも勝利には結びつけられていない。
セッション後にSky Sportsのインタビューに応じたルクレールは、週末を通じて直面していた困難について語った。
「そうだ。特に僕にとってはね。ルイスの方が週末を通じてすぐにペースに乗って一貫していたと思う。僕は本当に大苦戦していて、普段はバクーに来ると自然に流れるようにうまくいくんだけど、残念ながら今年はそうじゃなかった」
「その理由は理解できたと思うし、予選では感触を変えようとマシンを大幅に調整した。実際、ミディアムタイヤを履くまではフィーリングは良くなっていたんだ。でも、そこからすべてがおかしくなった」
「ミディアムタイヤを履いた瞬間、とてもとても難しくなった。昨日は僕らのマシンにとって良いタイヤのように感じたけど、今日は適正なウィンドウに入れることが全くできなくて、それですぐに本当に難しくなってしまった」

ルクレールは決勝で巻き返せるか?
波乱の予選展開により、グリッドオーダーは例年よりも大きくシャッフルされている。ポールポジションはマックス・フェルスタッペンが獲得したが、フロントロウにはウィリアムズのカルロス・サインツが並ぶ。リアム・ローソンは2台のメルセデスを抑えて3番手を確保した。マクラーレン勢は7番手と9番手からのスタートとなる。
自身の決勝への可能性を問われたルクレールは次のように語った。
「チャンスはある。でも、前に戻るのは厳しいだろうね。チャンスはあるから、トライするつもりだ」
「土曜が残念な一日だった分、日曜は良いものにしたい。これまでここでは逆のパターンが多かったからね。この状況をひっくり返すのを楽しみにしている」
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