シャルル・ルクレール フェラーリF1加入のハミルトンは「サインツとは異なる関係」
シャルル・ルクレールは、フェラーリでチームメイトとなるルイス・ハミルトンとの関係は、カルロス・サインツJr.との関係とは異なるものになるだろうと考えている。

スクーデリア・フェラーリは、2008年にコンストラクターズタイトルを獲得して以来となるタイトル獲得を目指し、ウィリアムズに移籍したカルロス・サインツJr.と7度のF1ドライバーズチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンを入れ替えた。

17年間の低迷は、1950年にF1が誕生して以来、フェラーリがチャンピオンシップで獲得できなかった最長記録である。マラネロを拠点とするチームは、昨シーズン、優勝したマクラーレンにわずか14ポイント及ばず、惜しくもタイトルを逃した。

シーズン開幕時には40歳となるハミルトンの加入はサインツのアップグレードではないという意見もあるが、ハミルトンはチームに計り知れない経験と紛れもない勝利の血統をもたらすだろう。

フェラーリがドライバーズ選手権でタイトルを狙う上で、英国人ドライバーとルクレール、どちらがチームを牽引することになるのかはまだわからないが、ルクレールはそれでもハミルトンと、サインツとの時と同様に強力な関係を築けると期待している。

2人は時に衝突したものの、フェラーリでは緊密なパートナーシップで知られており、それが前年度のコンストラクターズタイトル獲得争いを助けた。

ルクレールはハミルトンと過ごした時間はまだ多くはないと認めながらも、フェラーリで慣れ親しんできたことと「何も変わらない」と確信している。

ハミルトンとの間に異なるダイナミクスが生まれると予想しているかと尋ねられたルクレールは「いいや、そうは思わない」とメディアに語った。

「僕たちもとても良い関係だ」

「ルイスとはまだそれほど長い時間を過ごしたわけではないから、ある意味で異なる関係ではある。でも、僕はルイスと彼が成し遂げてきたことに対して、明らかにとても敬意を抱いている」

「そして僕たちはとても良い関係を築いている。僕たちは同じ年齢ではないけど、レース以外の多くの関心事も共有している。だから、いや、きっと何も変わらないと思う」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / ルイス・ハミルトン