ケータハム F1アブダビGP
ケータハムは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、ギド・ヴァン・デル・ガルデが19番手タイム、シャルル・ピックが21番手タイムだった。午前中にはヘイキ・コバライネンが走行を行った。

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (19番手)
「FP2でクルマに戻り、最初の走行から感触はかなり良かった。リアがちょっとロックしすぎていたし、高速でクルマは収まっていなかったけど、全体的にはOKだった。まず最初にミディアムで数周走り、そのあとソフトでパフォーマンス走行を行った」

「クルマはまずまず安定していた。ブレーキングでリアがちょっとロックしていたし、もうちょっとフロントが欲しかったけど、ソフトでの走行にむけていくつか変更して、フィーリングは良くなった。最速ラップはOKだったけど、予選ではもっと引き出せるはずだ。特にフロントエンドを改善させられればね。ロングランはオプションのままで走った。フrノトタイヤがかなり冷えてアンダーステアが生じていたけど、走行の終わりまでには戻ってきていた。走行を通して、リアはとても一貫性があったし、レースに向けて面白い戦略オプションを得ることができた。まだプライムでロングランを試せていないけど、シャルルがやっていたので、今夜彼のデータを見れば、明日は進歩できると思う」

シャルル・ピック (21番手)
「FP1は、特にコーナーのターンインでのフロントの強さを下げていくことが重要だった。空力バランスはかなり良かったけど、各走行でクルマは僕にとってあまりに鋭すぎたし、リアを改善しても、セッション全体であまり満足のいくバランスは得られなかった。FP2は明らかにFP1よりも温度が低かったし、バランスもFP1ほど良くなかった。フロントタイヤの熱入れにも苦労していた。FP2のコンディションは予選にかなり近いはずなので、パフォーマンス走行でそれを調べていた。オプションでの走行ではずっと早く熱が入ったし、実際フロントは温めやすかったけど、全体的なバランスはまだアンダーステア寄りだった。特にエントリーとコーナーの真ん中でね。ロングランのためにフロントウイングを多くしてみたけど、それでもフロントを温めることに問題を抱えていた。全体的にクルマはアンダーステアだったし、ブレーキングのスタビティにも問題を抱えていたので、明日までにそれをフィックスさせられるように今夜詳しく調べているつもりだ」

ヘイキ・コバライネン
「全体的にはクルマは最初にちょっとノーズ寄りだった。ブレーキングをしてターンインすると、ちょっと際どい状態だったし、ハンドリングの問題が原因でタイヤは早くに駄目になっていった。でも、いくつか変更を施して、3回目の走行までにはバランス面で良い進歩を果たしていた。セッション終盤までにはかなりニュートラルになっていたけど、それまでにタイヤが完全に駄目になっていたので、それ以上は学ぶことができなかった。でも、全体的にまずまずのセッションだったし、今週末アブダビで再びチームを助けるために貢献できたので良かったと思う」

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カテゴリー: F1 / ケータハム / F1アブダビGP