カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP決勝「中団最速のマシンだった」

サインツJr.は3番グリッドからスタートしたものの、ピットストップ戦略で順位を落とす展開となり、レース後のマクラーレン勢の失格により最終的に5位へ繰り上がった。
序盤はジョージ・ラッセルに先行を許し4番手を走行。だがピットストップのタイミングでオスカー・ピアストリ、シャルル・ルクレールにアンダーカットを許し、さらに異なる戦略を採ったアンドレア・キミ・アントネッリにも先行される形となった。
それでも、ウィリアムズは今週末を通して強力なレースペースを発揮しており、サインツJr.は中団最速の競争力を示してポイントを獲得した。
サインツJr.はレース後、次のように語った。
「僕たちは今日のP7(※レース後の失格処理前の順位)に満足すべきだと思う。いい仕事ができたし、しっかりとレースをまとめることができた。ピットストップでは少し保守的だったかもしれないし、ルクレールやピアストリに対してポジション争いを仕掛けることもできたかもしれない。でも、それらはすべて良い学びになる」
「最終的にはトップチームと同等の良いペースがあったし、中団では僕たちのマシンが最速だった。残りの2戦に向けても、この勢いを維持していきたいし、コンストラクターズ選手権の5位を守るために全力を尽くすよ」

ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズはレース後、サインツJr.のパフォーマンスについて次のようにコメントしている。
「カルロスは本当によくやってくれた。ペース的に今日のマシンがいた位置はP7で、彼はそのすべてを引き出してくれた。クリーンなレース運びだったし、中団との差をしっかり広げられたのも良かった」
ウィリアムズはコンストラクターズ5位の維持に向けて僅差の戦いを続けており、サインツJr.の確実なポイント獲得はチームにとって大きな価値をもたらしている。
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