フェラーリF1移籍のカルロス・サインツ 「2021年は人々が考えているほど重要ではない」
カルロス・サインツは、2020年に不振に陥ったフェラーリへの移籍に疑問を呈する人々のことを腹立たしく感じたと認める。

マクラーレンで印象的な2シーズンを過ごしたカルロス・サインツは、2020年シーズンが開幕する前にセバスチャン・ベッテルの後任として2021年からフェラーリと2年契約を結んだ。

マクラーレンでは定期的に表彰台や勝利に挑戦することを期待できたカルロス・サインツだが、対照的にフェラーリはコンストラクターズ選手権6位と低迷。カルロス・サインツはフェラーリへの移籍を後悔しているに違いないとの声が多く聞かれるようになった。

2021年シーズンに先立ち、カルロス・サインツは、そういった声に苛立っていたことを認めつつも、2022年に新しいレギュレーションが導入されるため、今季の成績は“それほど重要ではない”と語った。

「確かにそれは少し面倒だった。誰もが2021年もフェラーリは同じくらい悪くなるだろうとほのめかしていたからね。でも、F1では何が起こるか決して分からない」とカルロス・サインツは語った。

「もちろん、フェラーリは2020年に一歩後退した。彼らはそれを認めた最初の人だったし、非常に自己批判的だった」

「でも、人々は、2021年もまた苦戦するだろうと確信していた。フェラーリとは2年契約を結んでいるし、2022年はレギュレーションに大きな変更であるため、2021年は人々が考えているよりもはるかに重要ではないと思う」

「フェラーリが2021年に好転すれば素晴らしいけど、決して分からない。人々はすでに2020年は酷かったので、2021年も酷いシーズンになるだろうとほのめかしていた」

「当時は腹が立ったけど、もう頭を冷やした。後悔してるなんて一度も言っていない。移籍に関してはハッピーだ」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / スクーデリア・フェラーリ