F1カナダGP天候不安 日曜決勝で雨予報、戦略混乱の可能性

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、過去にも雨や雹によってセッションが混乱してきた舞台だ。金曜と土曜は安定したコンディションが見込まれている一方、日曜決勝では雨の可能性が高まり、各チームはウエットタイヤを視野に入れた準備を迫られる。
金曜と土曜は安定、日曜に一転して雨リスク
金曜のフリー走行は降雨の可能性がほとんどなく、気温は19度前後、風も穏やかな見込みとなっている。チームにとっては、スプリント予選前にマシン確認を進めるうえで貴重な安定条件となる。
土曜のスプリントと予選も同様に、雨の可能性は1%程度と低く、気温も19度前後で推移する予報だ。ここまではドライコンディションを前提とした週末運営が可能とみられる。
しかし日曜は状況が一変する。降雨確率は60%まで上昇し、気温は17度前後まで低下。風向きも変わり、突風を伴う可能性がある。
セントローレンス川の島にある難しさ
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはセントローレンス川の中州に位置しており、天候が急変しやすい特徴を持つ。路面温度の変化、風向き、雨雲の接近が重なれば、レース戦略は一気に難しくなる。
2011年の4時間を超える雨の名勝負、2024年の雹によるセッション中断など、カナダグランプリは天候によって展開が大きく変わってきた歴史がある。
今回も日曜決勝に雨が絡めば、タイヤ選択、ピットタイミング、セーフティカーの有無が勝敗を左右する可能性が高い。各チームにとっては、週末序盤の安定した走行条件以上に、決勝での判断力が問われるグランプリになりそうだ。
カテゴリー: F1 / F1カナダGP
